痩せやすい身体を作るためには、、、

痩せるために必要なのは、代謝のいい身体を作ることが大事です。代謝は、体内にある栄養成分を燃やしてエネルギーとして消費することで、大きく分けて3つの種類があります。ひとつは「基礎代謝」で、ただ横になっているだけでも行われるエネルギーの消費を指します。次に「活動代謝」があり、これは運動などで体を動かしているときに行われるエネルギー消費のことです。さらに「食事誘導性体熱産生(DIT)」といって、食事を摂ることで行われる代謝もあります。

1日のエネルギー消費活動の約6割が基礎代謝、3割が活動代謝で占められていて、体内のエネルギーを効率よく燃やせる体を作ることが、太りにくい体作りには不可欠と言えます。

代謝のいい身体を作るためには、まず食事!

代謝のいい身体を作るためには、血流をよくして、しっかりと筋肉をつけることが必要です。血流が滞ると体が冷えて基礎代謝が落ち、筋肉不足だと活動代謝も下がるからです。

ここで欠かせなくなるのが、タンパク質です。肉や魚、卵などに含まれるタンパク質は、筋肉や血液、骨、肌、髪、爪など、体のあらゆる部位の材料となる成分で、筋肉の分解を防ぐ性質もあります。加えて必要なのが脂質です。ダイエットとなると、肉や魚などの動物性食品を抜く人が多いのですが、それらには良質な脂質が豊富に含まれています。脂質はホルモンの材料になり、ホルモンには代謝を促進する作用があります。代謝を下げずに痩せるためには、実は脂質も大事な栄養素なんです。

さらに、代謝を助ける役割を持つのがビタミンB群で、ビタミンB群には8種類あり、それぞれ役割が異なるのですが、代謝に必要なのは主にB1とB2、B6です。B1は糖質の代謝を、B2は脂質の代謝を、B6はたんぱく質の代謝を促してくれます。ビタミンB群が不足するとこれらをエネルギーとして燃やしにくくなるため、痩せにくい身体になってしまうんです。

香辛料や調味料を工夫するのも効果的!

代謝を上げるためには、香辛料や調味料の選び方も大事になってきます。香辛料に含まれる栄養成分は多くはありませんが、例えば、唐辛子に含まれる辛み成分のカプサイシンは代謝を促す側面があります。調味料を工夫することはダイエットにおいて、実は大切なことと言えます。

人間は濃い味に慣れ、味覚が乱れると、どんどん塩分を欲するようになります。ここでジャンクフードのような味の濃いものを求め始めたりすると、カロリー過多はもちろんですが、塩分過多でむくみやすい体になってしまいます。これではダイエットどころではありません。こんな時、香辛料や調味料を工夫することで味にアクセントが加わり、食べ飽きしにくくなるので、オススメなんです。

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