筋肉痛って痛いですよね。予防するのとしないのでは違いますのでご紹介します。
筋肉痛が生じやすいのは、筋肉が引き伸ばされながら大きな力を出す(伸張性収縮)を繰り返した時です。
筋肉痛とは
まず筋肉痛には即発性筋肉痛と遅発性筋肉痛の2種類があり、一般的に筋肉痛と呼ばれているのはトレーニングから1~2日後に訪れる遅発性筋肉痛の事です。
遅発性筋肉痛は、医学的な見解ではどんなメカニズムで発生しているかは未だにはっきりわかっていませんが、有力な説として、運動や筋トレによって損傷した筋繊維が修復される際に発生する炎症による痛みであると言われています。
運動によって損傷した筋繊維は修復される際に以前より太く強くなる超回復が起こるため、筋肉痛は超回復の過程の一つとしてトレーニングの効果を実感できる目安とも呼べる存在なのです。
運動前の栄養補給
運動前にしっかりと摂っておきたいのは、
・糖質
・水分
の2つです。
運動中の筋肉のエネルギー源である糖質が枯渇してしまうと、筋肉のタンパク質を分解してアミノ酸をエネルギーとして使いだしてしまいます。
ですから、運動前にしっかりと糖質を補給しておくことは筋肉にとっても大事なんですね!
そして水分は、不足してしまうと運動のパフォーマンスが落ちるだけでなく、疲労も強めてしまいます。
不足させないためには、運動中だけでなく運動前にも水分補給をしておきましょう。
運動後のアイシング
激しいトレーニングの直後などで、筋肉が熱を持っている場合はアイシングで筋肉を冷やしましょう。
アイシングは炎症を抑えるだけでなく、筋肉を冷やすことで神経の伝達速度を低下させ、痛みが伝わるのを抑えることもできます。
氷や保冷剤などをタオルで包み、熱を持った筋肉に押し当てます。10分〜20分程度を目安に冷やしましょう。アイシングと同時に優しくマッサージするのも有効です。
筋肉痛による痛みがなかなか取れない方は、トレーニングを行った日から24時間の間に2〜3回程度アイシングすると良いでしょう。
また、アイシングして数日経っても痛みが引かない場合は筋肉痛以外の痛み(肉離れなど)の可能性があるため、医療機関で診察されることをおすすめします。
運動後のカフェインも良いらしい
運動後にカフェインを摂ると、筋肉痛が緩和されるという研究結果があります。運動後24時間経過した後、体重1㎏に対して6㎎のカフェインを摂取したところ、一時的に筋肉痛を緩和したことが研究で分かりました。これは、筋肉損傷後の炎症が原因で放出する発痛物質の受容体にカフェインが作用することが、痛みの緩和に働くと推察されています。このため、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインが筋肉痛を緩和する薬理効果があると考えられています。
激しいトレーニングは避けましょう
早く痩せたいからたくさん運動しよう、と思う気持ちは分かりますが、オーバートレーニングは怪我のもとになるし、疲れて運動が続かなくなります。
運動で痩せるには、継続が大切。そのためにも、無理をしない運動量で体を動かしましょう。疲れているときには、少しだけ、そしてストレッチをたくさんしましょう。ストレッチは体をほぐしてくれて楽になりますし、精神的にもリラックスできますよ。
また、疲労回復にはお風呂にお湯をはり、入浴をしましょう。お風呂の中で疲れた筋肉をもみほぐすと筋肉痛の予防になります。
関連するまとめ
こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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