
寒くなる冬に食べたくなるのは、やっぱりお鍋。その主役となる白菜の効果とは
白菜には女性が嬉しい美肌効果やアンチエイジング効果があります。ビタミンCはコラーゲンを作り皮膚や粘膜を強くして、きめ細かな弾力の肌を作ります。
白菜とは
冬野菜の代表格といえば、甘みのある白菜。貯蔵性が高いので、冬場の野菜不足の解消に活躍します。白菜は内葉、外葉、芯など部位によって、味わいも栄養も異なるので、料理の際にはそれぞれの特徴を生かして使うのがポイントです。 たとえば、少しかための外葉は、炒め物やその葉の大きさを生かしてロール白菜などに使うのがおすすめ。一方、やわらかい内葉は、甘みを生かし鍋料理にしましょう。 特に柔らかい部分はサラダにも利用できます。芯も鍋料理やスープ向き。ただし、葉よりも火の通りに時間がかかるので、芯の厚い部分はそぎ切りにして、火の通りにムラのないように工夫しましょう。
様々な栄養や効果
美肌効果、アンチエイジング効果
白菜には女性が嬉しい美肌効果やアンチエイジング効果があります。ビタミンCはコラーゲンを作り皮膚や粘膜を強くして、きめ細かな弾力の肌を作ります。また、ビタミンCには、シミやそばかすを防ぐ強い抗酸化作用があります。
βカロテンは皮膚や粘膜を強くする働きがあるため、肌荒れを防いだり、美肌効果があります。
ダイエット効果
白菜は95%水分でカロリーが14kcalです。水分が多く低カロリーなのでダイエットにぴったりの食材です。
火を通しても芯の部分のボリュームが減らないため、少ない量でも食べ応えがあります。また、シャキシャキとした食感も噛む回数が増えて、満足感に繋がります。ダイエットをしている方はお肉の量を減らして白菜の量を増やすと良いですね。
むくみ対策と高血圧予防
カリウムがナトリウムと一緒に細胞の浸透圧を維持します。そのため、体内の余分な塩分を尿として排出してくれるため、血圧の低下とむくみ対策になります。
選び方や保存方法
外葉の緑が濃く、葉の巻きがしっかりしていてずっしりと重い。
芯に黒斑がなく、茎の切り口が白くて瑞々しいものを選ぶ。
カットしたものは、断面の変色がなく、葉が詰まって中央が盛り上がっていない状態のものを選びます。
白菜を丸ごと保存する場合は、新聞紙で包んでから、冷蔵室で保存。
カットしたものは芯を切り落としてからラップで包み、冷蔵室で保存(保存期間は丸ごとは2ヵ月、切ったものは1週間)