発酵食品とは

発酵とは、微生物が繁殖を繰り返し、もともとの食材の成分を変化させることを言います。
食材を発酵させる微生物が「善玉菌」、腐敗させる微生物が「悪玉菌」。

●善玉菌(人間にとって有益とされる菌は善玉菌に分類)
・ヨーグルトなどに入っているビフィズス菌
・納豆を作る納豆菌
・味噌やパンを作る酵母菌など

●悪玉菌(人間の体に害になる菌のこと)
・大腸菌
・ブドウ球菌
食べ物を腐らせたり、下痢や食中毒を引き起こします。

発酵食品の種類②

・ヨーグルト
ヨーグルトは生乳を発酵させて作られる世界的な発酵食品です。ヨーグルトに含まれるカルシウムは吸収率も高いと言われていて、効率的にカルシウムの効果を得ることができます。乳酸菌の種類がたくさんあるので、自分の体にあったものを食べるようにしましょう。

・チーズ
チーズは生乳と生クリームを発酵させて作ります。チーズにはカルシウム、ビタミンB2、ビタミンAが豊富に含まれています。そのため、イライラを抑えてくれたり、骨粗しょう症の予防、ダイエット効果なども期待できます。ただし食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、おつまみや小腹が空いた時に少しつまむ程度で楽しむのがオススメです。

効果②

【1】デトックス効果・免疫力の向上

発酵食品には乳酸菌が含まれています。この乳酸菌は腸内の善玉菌の働きを活性化してくれます。
最近の免疫研究において、私たちの体にある免疫細胞の7~8割は腸に存在すると言われています。カラダ全体の免疫力を高めるためには、腸内環境を整えるのがとっても大切になります。
同時に、腸内環境が整うと便秘解消や、デトックス効果なども期待できるようになります。

【2】美肌効果

発酵食品を食べるとそのデトックス作用によって、ニキビや吹き出物など肌トラブルを抑えてくれる効果が期待できます。特に大豆の発酵食品では、お肌の保湿効果を高める働きもあるため、乾燥肌の方にはオススメです。
ぬか漬けや麹にも美肌効果があることが良く知られていますよね。
このように、発酵食品と美肌効果とはきっても切れない関係なのです。

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