血液サラサラ

マグロには、不飽和脂肪酸であるDHAやEPAという栄養が豊富に含まれています
DHAやEPAは、マグロのトロの部分に多くまれ、血管そのものの柔軟性を高め、血栓を溶かす働きがあります。
血管を丈夫にして血液をサラサラにする働きに効果のある栄養として、注目が高まっています。
そのため、DHAやEPAは、動脈硬化や脂質異常症、高血圧の予防に効果的です。
また、DHAは脳の活性化にも効果のある栄養のため、記憶力や学習能力の向上にも効果があり、認知症の予防にも役立つと期待されています。
また、DHAやEPAはマグロの目玉にも多く、見た目はあまりよくはありませんが煮付け料理や、マグロのカマを焼いたときに一緒に食べられます。

疲労回復

鶏胸肉やマグロ・カツオなどの回遊魚の赤身部分には「イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)」という疲労回復物質が含まれています。イミダゾールジペプチドはアミノ酸のヒスチジンとアラニンが結合したもので、活性酸素を抑える働きがあります。肉体・精神(脳)共に負荷がかかことで活性酸素が発生し疲労を感じると考えられていますし、活性酸素発生を抑えることで疲れにくくなることも報告されていますから、イミダゾールペプチドは慢性疲労症候群の予防・改善、疲労回復に有効とされています。
加えてマグロの赤身部分には細胞の構成成分やエネルギー源として利用されるタンパク質が豊富に含まれており、アミノ酸スコアが100(最高値)とされている魚の一つでもあります。イミダゾールジペプチド以外にも筋肉増強・回復促進に有効とされているBCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)などの補給源としても役立ちますし、タンパク質を利用する際に必要となるビタミンB群、特にタンパク質の代謝に不可欠とされるビタミンB6は100gあたり赤身0.85mg(脂質0.82mg)と全食材中トップクラスの量が含まれています。

血液サラサラ

青魚であるマグロはオメガ3(n-3)系と呼ばれる不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。オメガ3系脂肪酸の中でも血液サラサラ成分としてサプリメント等にも活用されているEPA(エイコサペンタエン酸)は国際的にはIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれている成分で、血小板の凝集を抑制する働きや悪玉コレステロール・中性脂肪の低下、血圧降下作用などがあるとされています。これらの働きで血流や血管を健康に保ち、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの予防に役立つと考えられています。これらの働きで血流や血管を健康に保ち、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの予防に役立つと考えられています。

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