末端冷え性の症状とは

・手先、足先の冷え
体温が正常でも、手足の指先だけが冷えている状態です。寒くなると血管が収縮するため血流が悪くなり、心臓から送り出される温かい血液が体の隅々の毛細血管まで行き届かず、冷えを起こします。冷えがひどい場合には痛みを感じることもあります。

・不眠

人間は体温が下がると眠くなるので、眠りに入るとき、体は体温を下げて熱を放散し、皮膚体温が上がります。けれども就寝前に手足が冷たいと体温が下がらないので、眠れなくなってしまいます。

・しもやけやあかぎれ

冷えにより手足の血行に障害が起こると、赤い発疹や腫れが生じ、かゆみや痛みをともなう「しもやけ(凍瘡/とうそう)」や、水分喪失による肌の亀裂や出血、痛みをともなう「あかぎれ」になりやすくなります。

原因とは

 冷え性が女性に多い理由として、女性の生活習慣の方が冷えを招きやすいこと、一般に女性のほうが男性より筋肉量が少ないこと、月経・出産・閉経などに伴ってホルモンのバランスが崩れやすいことと言われてます。
 体が冷える原因として、「体質・体格」「自律神経の働きの乱れ」「女性ホルモンの変動」「生活習慣」などが考えられる。なかでも、生活習慣では衣食住が冷え性の原因となる場合が多いです。
 手足などの末端型冷え性は血流不良が原因で起こることが多く、糖尿病の人は血糖コントロールが悪い状態が続くと血流が悪くなりやすい。手足がずっと冷たいという人は動脈硬化や神経障害が進行しているおそれがあるので注意が必要です。

改善方法

・血行を良くする
冷え性を改善するには、適度な運動でカラダを動かして、温かい食べ物、飲み物をとるようにするなど、日常的にカラダのすみずみまで血行をよくする生活を心がけましょう。また、冷房のあるところでは、カーディガンやひざ掛け、靴下などで予防を。冷えの原因となるダイエットや睡眠不足などは、なるべく避けるようにしましょうね。

・半身浴も効果的
半身浴でぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。38~40℃のお湯に20分以上入ると効果的です。長く入るので、心臓に負担をかけないよう、乳房の下あたりまでつかるようにします。上半身が寒ければ、肩にタオルなどをかけて。カラダを温める効果のあるアロマや入浴剤などを入れて楽しみましょう。お風呂に入れない日は、やや熱めのお湯で足湯に入るのもおすすめです。

・栄養バランスを整える
ファストフードや、カップラーメンなど、ビタミンやミネラルなどの栄養素が少ないものばかり食べていると、栄養バランスが偏ります。さらに、ファストフードには脂質や塩分が多く含まれているので、食べ過ぎてしまうのは健康に良くないといえます。

身体を外側から温めるのも大切ですが、“末端冷え性”には血行が関係しているので、食生活を見直すことも重要です。

・アルコールを控える

アルコールを飲むと体が温まりますが、アルコールによって一時的に血行が良くなっただけで、冷え性によいとは言えないとされています。

特に、冷えたビールなどのアルコールは、内臓を冷やし、血行が悪くなりやすいといえるようです。
適度に楽しむようにして、飲みすぎないように気をつけましょう。

関連するまとめ

ただの生理現象ではないかも?!「食後に眠くなる」のはなぜ?

食事の後、眠気が来るのはなぜでしょう。生理現象とはいうものの、ひどい場合は、集中力の低下や倦怠感などを引き起…

メロンの力

メロンて美味しいですよね

風邪と肺炎は何が違う?

風邪だと思っていたら実は肺炎でした。というケースは少なくありません。肺炎の症状は風邪と似ているため、放置して…

関連するキーワード

takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

スポーツドリンク特集

スポーツドリンク特集