ストレッチとは?

ストレッチは身体を柔らかくするためにとても身近で、安全な運動です。
目的に合った方法・タイミングで行えば、何となく行っていたストレッチがさらに効果を出してくれます。
またストレッチは運動前後にするものだと思っている方が多いのではないでしょうか。ストレッチの代表格と言えば、ケガの予防のために行うという認識の方が多いと思われます。しかし、ストレッチは運動をする前後だけでなく、毎日定期的につづけることで様々なメリットがあるのです。是非ストレッチを毎日行うことにより、健康的な体を手に入れてみてはいかがでしょうか。

ストレッチの種類

ストレッチは筋肉を伸ばし、関節可動域を広く使うための運動です。
代表的な種類としては以下の4点に分類できます。

•スタティックストレッチ(静的)
•自分で行い、30秒程度伸ばすもの。一番故障のリスクが少ない。
•ダイナミックストレッチ(動的)
•自分で行い、動きを伴ったもの。反動を用いない。
•バリスティックストレッチ
•自分で行い、動きを伴ったもの。反動を用いる。
•パートナーストレッチ
•パートナーについてもらい、姿勢を固定してもらい抵抗をかけて行う。
•より大きな可動域を伸ばせるため効果的な反面、パートナーには高い技術が必要。

場面によって使い分けることで運動前後のウォームアップ・クールダウンはもとより、健康の保持や増進、そしてリラックス・疲労回復にも効果が期待できるとされています。

ストレッチの効果

●柔軟なカラダ作り
ストレッチを継続することで筋肉の緊張状態がほぐれやすくなります。また、関節の可動域が広がりやすくなることも理由の一つとしてあげられます。

●リラクゼーション
気持ちのいいストレッチをすると、肝臓・副腎・膵臓・腎臓の副交感神経を優位にする働きのある「カルノシン」という成分が放出されます。これは、科学的にリラックスしているという証拠になります。筋肉が硬くなっている場合は、すぐにはリラクゼーション効果を感じにくいかもしれませんが、一度に伸ばそうとせずこまめに伸ばすようにしてみましょう。

●最初は硬くても続けると柔らかくなる
もともと体が硬い方や、怪我や疲労などで柔軟性が落ちてしまった方もいるでしょう。
そのような場合は、気持ちよく伸ばせるところまで30秒程度伸ばし、そのあとゆっくり大きく動かすことを意識してみてください。最初は伸ばせなかったところも徐々に柔らかくなってくることを感じられます。

●筋肉の痛みやコリを解消する
疲れや運動不足により筋肉が硬くなると、血管が圧迫されます。すると、酸素や栄養が十分に運搬されず、血管拡張作用のある物質が分泌され、その副作用で体に痛みを感じるようになります。しかし、ストレッチをすることで柔軟性がアップすると、血管の圧力が下がり、体の痛みやコリが緩和されます。
 
●シェイプアップ効果がある
寝る前に限らず、ストレッチは、日中凝り固まった筋肉をほぐし、関節可動域をアップさせ、むくみを緩和させます。そのため、シェイプアップにもつながります。

毎日続けた時のメリット

●血行がよくなる
ストレッチを定期的に続けることで、リンパ線や各部位の血行が良くなります。血行がよくなると新陳代謝が上がり、効率よくダイエットすることも可能です。デスクワークや慢性的に運動不足な方は定期的にストレッチだけでもつづけることで、運動をしていなくてもスリムな体をキープすることができます。激しい運動をしなくてもスタイルをキープすることができるのは嬉しいポイントではないでしょうか。

●基礎代謝があがる
ストレッチを定期的に続けることで、各部位の血行を促進することができます。血行を要すると基礎代謝があがり、ダイエット時に効果的に脂肪を燃焼することができます。1日10分だけでもストレッチを行うことで、理想の体に近づくことができます。ストレッチであればテレビを見ながらでもすることができるのも人気の一つです。

●むくみが取れやすくなる
ストレッチによる効果の一つに、むくみ解消効果を期待することができます。ストレッチを定期的に続けることで首や股関節のリンパ腺を刺激し。効果的にスリムな体系に近づけることが可能です。リンパ腺によるむくみは下半身以外にも首回りに多く集まっています。リンパ線の流れを良くすることで、女性だけでなく男性にも効果が期待できます。
近年は下半身太りの原因の一つとして、むくみを解消する必要性に注目されています。単純に筋トレだけで痩せるのもいいのですが、どうせなら効率よくダイエットをしたいものです。

無理なく続けるには?ストレッチのポイント

●無理をしすぎない
ストレッチをする際は、必要以上に負荷をかけすぎない事です。いくらストレッチを毎日続けていても、痛すぎるほどがんばってストレッチをしてしまうと、筋肉を損傷しすぎてしまう可能性があります。そうなると回復するまでに時間を有してしまうので元も子もありません。

●息を止めないようにする
ストレッチをする際には息を止めてはいけません。細く長く息を吐きながら筋肉を伸ばしてください。

●ストレッチポールなど補助器具を使う
ストレッチポールなどの補助器具を使う事でより一層効率よくダイエットをすることができます。補助器具を使って短期間でダイエット効果を得られるように、体づくりをしていきましょう。

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