貧血予防に酸化予防と栄養豊富な小松菜の秘密
シャキシャキとした茎と、柔らかな葉の小松菜。クセがなく生でも食べられるなど、親しみやすい野菜の一つですね。東京の小松川地区で栽培されたことが名前の由来とされています。
カルシウムが豊富
小松菜にはカルシウムが豊富に含まれています。
牛乳やヨーグルトよりも多くのカルシウムを含まれています。
しかも、ほうれん草と比べると3倍以上のカルシウム含有量というので驚きです。野菜平均としても3倍近い含有量を誇ります。
カルシウムというと、牛乳や魚のイメージがありますが、小松菜などの野菜にも含まれているんですね。ちなみに、カルシウムを多く含む野菜は他に、パセリ、モロヘイヤ、バジル、ケールなどが挙げられます。葉物野菜に多く含まれています。
ただ、野菜のカルシウムは牛乳よりも吸収率が低いので、ビタミンDと一緒に摂るとより効果的です。
カルシウムは、ミネラルに分類される栄養で、歯や骨を形成する働きがあります。そのため、じょうぶな骨や歯を作り、骨粗鬆症を予防する効能があります。
また、カルシウムは筋肉の収縮をさせたり、神経の興奮を抑える効果があります。
貧血予防に
鉄分が不足してしまうと貧血を起こす原因となるだけでなく、情調不安定になったり、疲れやすいといった症状が出てきます。特に女性は、月経による鉄分不足があるため、特に摂取しておきたい栄養素です。
小松菜は、野菜の中でも高い鉄分量を含んでいますし、植物性の鉄分の吸収力を高めてくれるビタミンCも含まれているで、効率よく鉄分を摂取できます。
日本人女性の5人に1人は貧血状態にあると言われているので、小松菜を食べて、しっかり鉄分を摂取しましょう。
酸化予防に
小松菜にはアブラナ科の野菜の解毒成分とされる「イソチオシアネート」が含まれています。イソチオシアネートは高い抗酸化作用があることが報告されていますし、小松菜は緑黄色野菜ですから同じく抗酸化成分であるβ-カロテンも100gあたり3100μgと豊富に含まれています。そのほかビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンも含まれていますので、相乗して活性酸素による細胞の酸化(老化)を予防してくれると考えられます。
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