ガルシニア
ガルシニアは、主にインドの南西部・スリランカ・タイなど、雨の多い地域に自生しているオトギリソウ科フクギ属の植物で、マンゴスチンの一種です。
はじめに
みなさんはガルシニアという植物を聞いた事があるでしょうか?
まず日本では聞いた事のない植物ですよね。
植物から抽出したエキスを摂ることで、脂肪燃焼を促したりする効果あると言われているガルシニア。
今回はこのガルシニアと言う植物について少しですが、紹介したいと思います。
ガルシニア
ガルシニアは、主にインドの南西部・スリランカ・タイなど、雨の多い地域に自生しているオトギリソウ科フクギ属の植物で、マンゴスチンの一種です。
ガルシニアという名前は、スイスの植物学者であるローラン・ガルシンに由来しています。正式名称はガルシニア・カンボジアであり、別名をゴラカやタマリンドマラバーともいいます。
ガルシニアは、5月~9月頃にかけて黄色から少し赤みがかった実を付けます。果実はオレンジほどの大きさがあり、柑橘類に似た甘酸っぱさが特徴的です。果実や皮を乾燥させたものがカレーの酸味付けや、魚の保存などに利用されています。
効果
ガルシニアには、脂肪の合成を抑える働きがあり、肥満を予防する効果があります。 また運動前にガルシニアを摂取すると、脂肪を燃焼しやすくする効果があるといわれています。
ガルシニアに含まれるヒドロキシクエン酸が、糖質を脂肪に変えるATPクエン酸リアーゼの働きを抑えることによって、エネルギーをつくる際に必要な脂肪酸を体脂肪から補おうとするため、体脂肪の分解が促進されたと考えられます。
脂肪の合成を抑え、さらに燃焼しやすくするという効果を併せ持つことから、ガルシニアはダイエット食品の原材料としても利用されています。
ガルシニアに含まれるヒドロキシクエン酸は、肝臓のグリコーゲンの合成を促進する働きがあります。
グリコーゲンは食欲を左右する物質だといわれており、ガルシニアを摂取することによってグリコーゲンの貯蓄量が増加し、血液中のブドウ糖の濃度が安定するため、ガルシニアには食欲を抑える効果があります。
食欲は、脳の視床下部にある、満腹中枢によってコントロールされています。ガルシニアは、満腹中枢を刺激し、空腹を感じにくくする働きがあります。
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