はじめに

「マスターズ・トーナメント」「全英オープン選手権」「全米プロゴルフ選手権」と並ぶ4大ゴルフメジャー選手権のひとつで、世界中のゴルフファン注目の選手が出場する「全米オープン」。1895年に第1回が開催されて以来、今年で118回目を迎えます。プロ・アマ問わず予選を勝ち抜けば本戦出場が可能というオープン選手権はアメリカンドリームを夢見るゴルファーの憧れとなっていますね。
今回は全米オープンについて少しですが紹介したいと思います。

全米オープン

ゴルフのメジャー選手権の一つで、アメリカのゴルフ競技団体全米ゴルフ協会主催で、毎年6月中旬に開催する地区を毎年変えて実施しています。選手権は大会の順延がない限り父の日(6月第3日曜日)を最終日と基準として開催されています。日本では単に全米オープンと呼ばれる事が多いです。賞金総額は1200万ドルであり、世界最高額のゴルフトーナメントなのです。

アメリカ国内だけでなく、日本やイギリスでも予選会が行なわれ、最終予選を通過した選手ならばプロ・アマ問わず出場資格を取得できます。「オープン」と名が付くのもこのためです。

ボビー・ジョーンズ(1902~1971)に代表されるように、プライドをかけて戦うアマ選手の活躍も本大会の醍醐味。アメリカに英国生まれのゴルフを普及させたとも言える大会が、この全米オープン選手権です。

優勝選手には、「ジャック・ニクラス・メダル」とトロフィーがUSGA会長から授与されます。このトロフィーの台座には、歴代優勝者の名前が刻印されます。

特徴

全米オープンの最たる特徴は、他の男子プロゴルフトーナメントより高難易度にセッティングされたコース。

固く引き締まったフェアウェイやグリーンは、ボールをすぐに深いラフへといざない、至る所に設けられたバンカーは、わずかなミスショットも見逃しません。オーバーパーで優勝するケースも珍しくなく、2006年、2007年の優勝スコアは5オーバーでした。
これほど厳しくセッティングする訳は、「パー」に対する全米オープンならではのこだわりがあるからでしょう。開催地は5年以上前に決定され、そこからセッティングが始まりますが、作業は「イーブンパーでの優勝」を想定して行なわれます。つまり、ほとんどの選手をオーバーパーにさせるための仕掛けが随所に施される訳です。

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