スズキとは
夏を代表する高級魚のひとつ。マダイやヒラメにも劣らない美味な白身魚。旨いのは成魚のスズキで、大きければ大きいほど脂が乗って味が良い。旬は夏。スズキは時期によって味が大きく変わり、秋に子持ちとなると味が急激に落ち、生臭くなる。夏のスズキは洗いが一番。透明感のある白身で、淡白な中にも独特の風味がある。皮に旨みがあり、塩焼きにしても香りが引き立ち美味。スズキの奉書焼は宍道湖の名物として有名です。
栄養や効果とは
スズキは高タンパク、低脂肪の典型的な白身魚です。良質なタンパク質には、体力向上、代謝活動の促進、免疫力を向上させる働きがあります。脂質は100gあたり4.2gと少な目ですが、高血圧を予防したり、LDL(悪玉)コレステロールの低下させる一価不飽和脂肪酸オレイン酸が100gあたり620mg含まれます。また、量は多くありませんが、血液サラサラ、抗血栓作用、認知症の予防改善効果があるオメガ3系のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)もしっかり含まれています。
ビタミン類ではビタミンA(レチノール)とビタミンB6が比較的多く含まれます。レチノールには目の健康を支える作用、粘膜や肌の健康を保つ作用、生殖作用の維持、免疫力向上、感染症を予防する作用があります。ビタミンB6はアミノ酸代謝の補酵素として重要で、健康な皮膚、髪、歯をつくり、免疫機能を正常に保つ働きがあります。
ミネラル類ではカリウムが100gあたり370mgと多く、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防改善に役立ちます。
美味しい食べ方
ややあっさりした口当たりのスズキはムニエルに向いています。切り身の表面に塩コショウで味付けをしたら、小麦粉をまぶしてオリーブオイルで焼きます。このムニエルの上にたまねぎの入ったタルタルソースをかけてもおいしくいただけます。
三枚おろしをして残ったスズキのあらからは美味しい出汁が取れるなど、スズキは捨てるところの無い魚ともいわれています。