イワシの効果とは
外食ならまだしも、家庭でお魚料理を作るとなると、処理や後片付けが大変だったり、レパートリーが広がりにくかったりと、ついついお魚不足になってしまいがちですよね。
イワシとは
一般にイワシと言えば、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシがありますが、マイワシはニシンと同じニシン科ニシン属になり、厳密には「イワシ」というくくりよりもニシンの項で紹介したほうがいいかもしれません。コノシロ属やウルメイワシ属、カタクチイワシ属などもニシン科になります。
海面近くを群れで泳ぐ回遊性の魚で、古くから庶民に親しまれてきた魚です。資源の変動が大きく、数十年周期で増減を繰り返すことでも有名です。昭和の終わり頃などはとにかく安い魚だったのですが、今ではどんどん漁獲量が減り、価格もそれに合わせて年々上がってきています。不思議なことに、マイワシが増えるとカタクチイワシが減り、マイワシが取れなくなってくると逆にカタクチイワシが増えてくるそうです。
効果とは
近年、イワシの価値を高めたといわれる健康効果は、イワシの脂肪を構成する不飽和脂肪酸いわゆるEPAとDHAの働きにあります。
冷たい海中で生活する魚の場合、その脂肪は凝固しにくい不飽和脂肪酸が中心となります。
このうちEPA(エイコサペンタエン酸)は血液中のコレステロールを低下させ、血液の流れを良くして血栓をできにくくする働きが大です。
怖い動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞から私たちを守ってくれるそうです。
加えて、DHA(ドコサヘキサエン酸)には、コレステロールを抑制する作用と共に、脳細胞の成長を促し、脳を活性化させ、ボケを防ぐ働きがあると言われてます。
イワシには、脳神経の働きをサポートし、血液の循環を良くするビタミン、ナイアシンも含まれており、効果は一層高まります。
また、近年注目されているイワシペプチドは、血圧の上昇を抑制する働きが期待できます。
選び方や保存方法
目がきれいで身にツヤがあり、身がかたく締まっているもの。
ウロコがきれいに残っていて、側面の斑点がハッキリしている。
体が銀色に光っていてピンとはっているものを選ぶ。
保存の際は、頭、うろこ、エラと内臓を取り、水洗いし、ペーパータオルで腹の内側と表面の水気をしっかり拭きとり、ラップで包んでパーシャル室で保存(保存期間は1週間)。
または、酒や酢で調味してから密閉容器に入れ、冷蔵庫へ。
4~5日ほど保存可能です。
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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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