ストレス対策

ぶなしめじも他のキノコと同様にカルシウムの吸収を助けるビタミンD、紫外線を浴びることでビタミンDに変化するエリゴステロールという成分を多く含んでいます。しかもビタミンD・エリゴステロール共に、僅差ながらしいたけよりも多く含んでいます。またビタミンDは不足するとイライラや無気力・抑うつ症状などを引き起こすとされているので、ストレス対策としても摂取しておきたい栄養素です。
ぶなしめじは速効性の高いエネルギー源となるグルタミン酸やアルコールの代謝に関わるグルタミン、肝臓の保護やタンパク質合成を高めるオルニチンなどを含んでいることから疲労回復にも効果が期待出来ます。

美容効果

きのこの中では平均的な栄養素と言われることもあるぶなしめじですが、メラニン色素の生成を抑制するチロシナーゼ阻害物質が含まれており美白効果が期待できると言われています。ビタミンB郡も皮膚・髪・爪などの健康維持・再生に関わってきますし、不足すると肌荒れや口内炎の原因となりますから肌トラブルの防止のためにきちんと摂取したい栄養素です。
肝臓に良いイメージのあるオルニチンも肝機能強化からコラーゲン生成や肌の新陳代謝がアップすることで美肌効果が期待できるとして美容系サプリメントなどに使われている成分です。お酒が好きな方だけではなく、ターンオーバーが乱れていると感じている方にも嬉しい効果が期待できるかもしれません。

免疫力強化

ストレスから起こる免疫低下改善にも効果が期待出来ますし、キノコ特有の高分子多糖体で免疫力向上効果が報告されているβ-グルカン、細胞の活性化作用から免疫力向上効果が期待されるレクチンなどを含んでいます。加えてビタミンDには免疫力や細胞の代謝機能をアップさせる効果もあるとされていますから、βグルカンと合わせて免疫力アップに効果が期待できます。
キノコの注目成分とされるβ-グルカンの量自体は特別多いという訳ではありませんが、エリンギと並ぶほどかそれ以上に価格が手頃で、調理法の幅も広いので食事に取り入れやすく定期的に食べ続けられる食材ですね。

関連するまとめ

皮下脂肪、内臓脂肪の他にも!「第三の脂肪」とは

肥満は様々な病気を引き起こしますが、実は、肥満ではない人でも溜まってしまう“第三の脂肪”が存在するそうです。

貧血の原因を理解して予防対策しましょう

貧血が起こる原因と貧血の予防について少し紹介したいと思います。

よい睡眠のために!夜の「腸活」が腸を整えよう!

「腸活」が話題になっていますが、腸は睡眠と深い関係があるため、夜に行う「腸活」が重要なんだそうです。理想的な…

関連するキーワード