疲労回復効果

すだちの特徴である酸味の正体は、クエン酸です。
クエン酸は疲労回復に効果があるため、運動後や疲れがとれないときにおすすめの栄養です。
また、クエン酸には肩こりや腰痛の予防効果、老化防止、肥満や生活習慣病を予防する効能などがあります。
すだちに含まれるクエン酸は他の柑橘に比べてとても豊富で、レモンの1.5倍、みかんの4倍以上のクエン酸が含まれています。
効率的にクエン酸を摂取するには、すだちから摂るのがおすすめです。

スダチチン⁉︎とは

すだちには、スダチチンという栄養が含まれています。
スダチチンは、本来捨てられてしまうことが多い、すだちの果皮に含まれている栄養で、近年の研究によってさまざまな健康効果が明らかになってきた注目の成分です。
スダチチンは発ガン抑制作用、抗酸化作用、脂質代謝改善、アルツハイマー病に対する作用など、多数の効果があることが、研究により報告されています。
また、スダチチンには糖尿病の改善、抗炎症作用などの効能も期待されています

ビタミンCがたっぷり

すだちには、柑橘類に豊富な栄養、ビタミンCもたっぷり含まれています。
ビタミンCは風邪予防や免疫力UPに効果的な栄養です。また、美肌づくりにも欠かせない働きがあるため、女性にはうれしい成分ですね。
特に、すだちの果皮部分には、レモンを上回るビタミンCが含まれています。
水溶性のビタミンCを無駄なく摂るためには生のまま、お食事と一緒に摂取するのがオススメです。

リラックス効果

すだちには、柑橘類の代表的な精油成分の主成分であるリモネンも含まれています。
とくに、すだちの果皮・果汁にはこのリモネンが多く含まれており、不安や緊張を緩和する効果をはじめ、食欲促進作用やイライラ解消にも効果的です。
リラックスしたいときは、すだちの爽やかな香りを加えれば、気持ちも落ち着き晴れやかになりますよ。
リモネンは豊かな香りから、食品や飲料の香料としても利用されています。

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