はじめに

2017年には捕手のブロック、コリジョンルールが話題になりましたね。
コリジョンルールとは、ホームへ突入する走者に、捕手がホームじょうの走路を塞ぐ行為は危険であり、妨害扱いになります。よってこのコリジョンルールで判定が覆った試合もあるほどです。
そして今回もいくつかの改正などが挙げられたので、紹介したいと思います。

2段モーションの規制緩和

2段モーションの議論は、昨年8月に西武の菊池雄星投手が2試合で計3回の反則投球宣告を受けたのが発端だ。プロとアマチュアで組織する日本野球協議会幹事会で、プロ側のメンバーから「ルールを見直すべきだ」との意見が上がった。

 日本球界では40年以上前、2段モーションなどを使って打者のタイミングを外す投手が現れた。そのため、走者がいない場合に規制する項目を公認野球規則に独自に追加した。
しかし、国際大会では同様の明確な規定はない。2016年には、メキシコで開催された国際大会で、球審を務めた日本人審判が、2段モーションによる反則投球を宣告したところ、他の塁審から「ルールにない」と指摘され、撤回したケースがある。
20年東京五輪を控え、国際標準に対応する狙いもあり、2段モーションの規制緩和につながった。

申告敬遠制も

社会人、大学では、申告敬遠を導入する方針だ。社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)は、今春のJABA大会から適用する方針を固めている。野端啓夫専務理事は「2020年の東京五輪で野球は国際的なルールで行われる。それに合わせるのは普通の流れ」と語りました。

その他

「国内球界全体として取り組むべき課題」として、ダッグアウト前での投手らのキャッチボールの禁止と、捕球時の捕手がミットを動かさないことを引き続き呼びかけていくことも決めた。プロ・アマを通じた提言で、東京五輪までの浸透を目指す。また、社会人、大学野球で採用している延長回での「タイブレーク」の実施方法も、「国際基準」に合わせ、従来の「1死満塁・選択打順」制から「無死一、二塁・継続打順」制に変更することを確認しました。

最後に

申告敬遠をする事で、4球投げないで時間短縮に繋がると思いますが、敬遠球を打ったり、敬遠球を暴投するなどのドラマティックな展開が見られなくなりますね。オリンピックに向けての国際化の一部でもありますが、時間短縮をして、面白さまで短縮しないことを願いますね。

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