みなさんはバレルゾーンと言葉をご存知でしょうか。近年野球界でもこのバレルゾーンという言葉を耳にする事が増えています。
しかし、このバレルゾーンとはいったいなんなのでしょうか。
今回はそんなバレルゾーンについて少しですが紹介したいと思います。

バレルゾーン

バレルゾーンは「得点に繋がりやすい打球速度と打球角度の組み合わせの分類」です。

2016年のMLBでは、このバレルゾーン内だった打球は「打率.822、長打率2.386」となっていました。

バレルゾーン内の打球を打つことで、平均すると二塁打以上になる、という驚異的な数値であることがわかります。

得点はOPS(出塁率+長打率)と強い相関があります。

バレルソーン内の打球が増えることで得点が増え、勝利に繋がりやすくなるというわけです。

出典:YouTube

バレルゾーンの条件

打球速度が158km/hからバレルゾーンが現れ、その時の打球角度は26~30°です。

そして打球速度が上がるにつれ、打球角度の幅が大きくなり、打球速度186.7km/h(116mph)時に打球角度は8~50°となっています。

打球速度が上がれば上がるほど、バレルゾーンに入る打球角度の幅が増えるので、長打になりやすくなるという事がわかります。

指標の一つ

打球速度が上がれば、その分打球角度の条件が緩くなります。

反面、打球角度さえしっかり出せれば、そこまでの打球速度が必要ないとも言えます。

こういったデータから「打球速度」や「打球角度」の重要性がわかり、フライボール革命へと至りました。

そしてMLBではバレルゾーンを指標の一つとして評価するようになりました。

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