カラオケに行ったら、もちろん選曲も大事ですが、飲み物選びはそれ以上に大事かもしれません。アルコールを飲まなきゃ、歌えないって人も多いようですが、歌の途中に飲んでいる飲み物が、喉に負担をかけ、喉を潰して歌えなくなる方が多いようです。

カラオケでは喉が感想しないように注意することが大事です。歌い続けることで喉が疲労してしまうと、喉の乾燥が起こります。このため、飲み物を飲んで喉を潤すことが重要で、特に歌う前には飲み物を飲んで、喉を潤してから歌うことで喉の乾燥を防ぐことができます。

とはいえ、飲み物ならなんでもイイわけでもないんですね。カラオケの際、喉にいい飲み物とは？！

カラオケの際に喉に痛みを感じる原因として、喉の奥に生えている線毛が破壊されることが挙げられます。これにより、喉の乾燥やイガイガが起こるそうです。また、この線毛細胞は自己治癒力に長けているものの、自己治癒力を上回るような炎症を起こしたり、咽頭や扁桃に強い刺激が与えられることによって喉の痛みが起こります。

こんな時に、喉に有効な飲み物は「温かい飲み物」です。カラオケで喉が痛くなった時には、冷たい飲み物ではなく、血行が促進されて喉の炎症を抑えていく働きのある「温かい飲み物」を飲むと良いんです。

カラオケで、冷たい飲み物を飲んではいけないわけではありませんが、喉の乾燥を感じた際には、「温かい飲み物」を飲んで休憩をすることによって、喉の炎症を未然に防いだり、起きてしまった炎症を抑えることができるのでオススメです。

また、喉が痛む原因の一つとして、喉の乾燥があげられ、飴などを舐めて感想を防ぐ方法もありますが、飲み物で喉を潤すときに重要なのは、体への吸収率が高いものを選ぶと良いです。

体への吸収率の高い飲み物は、吸収されてから唾液などの成分に変わっていきます。飴ほどすぐに唾液を出せるわけではありませんが、吸収率の高い「スポーツドリンク」も良いそうです。

そして、中でも一番喉にいいとされているのが「常温の水」で、水を飲むことで喉の炎症を抑え、よりスムーズに歌を歌うことができるようになります。

では、逆に喉に悪影響のある飲み物とはどんなものでしょう。

まずは「コーヒー」です。「コーヒー」に含まれているカフェインを大量に摂取してしまうと、カフェインの持つ働きで身体の水分が過剰に失われてしまうと考えられてしまいます。「コーヒー」を飲んだ後に通常よりも多くトイレに行きたくなったり、喉が渇きやすくなるのは、このことが原因のようです。「ウーロン茶」も同様で、カフェインとカテキンに喉を乾燥させる効果があります。特に、冷えたウーロン茶はカラオケの大敵と言えます。冷えた飲み物で喉を冷やし、ウーロン茶に含まれているカフェインとカテキンで喉を乾燥させることで、喉に炎症などの影響を及ぼします。前述の、喉にいい「温かい飲み物」としてホットの「コーヒー」や「ウーロン茶」を選ぶのは逆効果となってしまいますね。

また「炭酸水」も、炭酸の刺激によって喉を自然と使ってしまう原因となり、喉が腫れる原因になるそうです。加えて「冷たい飲み物」は喉を冷やす原因にもなるので避けるのが良いでしょう。

そして、「アルコール」も避けた方が良いですね。カラオケが盛り上がるためにも、もってこいの飲み物と思われがちですが、「アルコール」には身体の水分を体外へと逃がしてしまうという働きがあり、喉を乾燥させる原因となってしまうのです。適量であれば、血行をよくしてくれるので声帯にも良い効果をもたらしますが、飲みすぎると悪影響を及ぼしてきますので、ほどほどにしましょう。