扁桃腺炎になってしまった場合には、のどが痛むため食事を飲み込むことが困難に感じるものです。扁桃腺炎にはどのような症状があり、食事をする場合にはどのようなことに気をつけるといいのでしょうか。

扁桃腺炎の症状

扁桃腺炎を発症すると、のどの奥が赤く腫れて、食事を飲み込むことが難しくなるようです。

のどの奥をのぞくと両方の扁桃腺が赤く腫れているのが扁桃腺の特徴です。白い膿を発症させることもあり、この激しい炎症によって38℃を超える高熱や、寒気、関節痛などの症状を引き起こします。また、扁桃腺の腫れにより食べ物を飲み込むことすらつらくなり、食欲不振の症状をともなうことが多いようです。

扁桃腺炎の食事で注意したいこと

・栄養のバランス

扁桃腺炎になっているときは、量を食べることが難しいかもしれません。少量でも栄養をしっかりとれるよう、バランスをきちんと考えて食事をしましょう。
扁桃腺炎は、免疫力の低下も発症の原因になりうると考えられています。偏ったメニューの食事や暴飲暴食は避け、1日3回の食事で、5つの栄養素(脂質、タンパク質、糖質、ビタミン、ミネラル)の補給をバランスよく行うことが大切です。たとえば、喉が痛む場合でも豆腐などからタンパク質を摂取することができます。

・お酒を控える
お酒を飲むことで、のどが炎症を起こしますので、お酒は控えるといいでしょう。
お酒を飲むことでものどに炎症が起きるため、扁桃腺の調子が悪いときは量を控えることが大切です。居酒屋などは騒がしく、声も出し過ぎになりがちなので特に注意が必要です。

・水をこまめにたくさん飲む
扁桃腺炎のときは、水を少しずつたくさん飲んで、のどを保湿することが大切です。
のどを保湿するためには、1日に1リットルから2リットルの水を少しずつ、複数回に分けて飲むことが必要とされています。また、これにあわせてマスクをつけることや、加湿器で部屋の湿度を40%以上に保つなどの工夫をしましょう。

扁桃腺炎でもしっかりと食事を

扁桃腺炎は、扁桃腺の腫れにより、食事を飲み込むことが難しくなるといいます。扁桃腺炎になったときには、栄養のバランスが取れるように考えながら、食べやすくて飲み込みやすいものを食べるようにしましょう。

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