昨晩、2歳の子供をお風呂に入れているときの話ですが、カラダを洗った後に浴槽に入るよう促しても入りたくないとゴネて、更には泣きながら抵抗してきました。結果、とてつもない睡魔に襲われていたようで、お風呂から上がって髪の毛を乾かしている最中に眠りに落ちてしまったといった感じです。泣くことで自分にとって嫌なことを伝えるという能力が自然と身について成長しているんだなと感じています。それと同時に、フット思ったことなのですが、泣いたときに出てくる涙って、あれはいったいなんなのでしょう。気になったので調べてみました。

涙とは

そもそも涙って何なのでしょうね。目から出てくるもので、塩っぱい液体であることは確かです。スポ根などのセリフで、涙は目から出た汗だというのを覚えていますが、汗なんですかね?
答えを調べてみたところ、「血液」のようです。
え?血なの?でも赤くないではないか!と更に疑問。
涙の成分は、90%以上が水で、残りはナトリウムやカリウムなどの電解質アルブミンやグロブリンといった蛋白質のようです。ちなみに、
汗の成分も、99%が水で、ナトリウム、カリウムと言った電解質などは涙とほぼ同じですが、汗にはアンモニア、尿酸、乳酸、などが含まれています。
しかし、血液だったとは驚きです。
更に、涙には眼球を保護するための基礎分泌、異物などの刺激で流れる反射性分泌、喜怒哀楽の感情で流れる情動性分泌があります。感情の高まりによる情動性分泌の場合、涙腺から涙点への循環では間に合わない量の涙が出るため、眼の外へ流出し続けるようです。このことを一般的に「泣く」と言い、泣くと鼻水が出るのは涙点から鼻に排出された涙のせいらしいです。

何故に涙は流れる

体の中には自律神経という自分が考えなくても勝手に動いてくれる神経があり、その自律神経には、交感神経と副交感神経があって、お互いのバランスを保って働いています。もし感情が動いて交感神経が働きすぎた場合は、涙を流して副交感神経を働かせることによってバランスを保つようにできているようです。
例えばつらい気持ちの時、体の中では交感神経が働きすぎて、アドレナリンという物質が増えてきます。こうなると気持ちが落ち着かなかったり不安になったりするので、涙を流すことによって、副交感神経の働きを強めて気持ちを楽にすることができるという作用もあるそうです。
こう調べてみると、涙を多く流す人は、もしかしたら精神状態が不安定な人なのかも・・・と思ってしまいました。

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