日本といったら震災の被害が多いことで知られています。今年の夏にも低気圧が停滞し、一部の地域に雨を降らし続けた結果、死者を出す大きな被害となったのは記憶に新しいところです。少し前には東北に大きな被害を及ぼした大震災があり、それが原因で東北地方のみならず、日本全体にも大きな影響を及ぼしています。世界に目を向けてみても、先日、メキシコのメキシコシティーで大きな地震があり、建物が崩壊するなどで多くの死者が出てしまったとのこと。こういったニュースを目にするたびに、震災が起きた時の行動を再確認するように習慣付けています。電話も不通となるため家族と別々の場所にいるときは、集合場所を確認したりと意識的に迅速に動ける準備をするよう心掛けています。
私は割と大きなマンションの一角に住んでいるのですが、その棟の住民は震災に対しての意識が低いなと常々思ってしまいます。私も威張れるような準備ができているかといえば出来ていない方ですが、大きな地震があったときは出入り口の確保をするためにドアを開けて、すぐにでも脱出できる準備を備える習慣付いているのですが、同じような行動を取られている方は、周りを見てもいない感じで、どことなく普段どうりに過ごされているのかなと感じてしまいます。どちらにしてもご近所さんとは声をかけあって助け合っていかないといけませんね。
さて、問題は震災が起きた時にどこに避難するのが安全なのか?といったところですね。Jアラートのような曖昧なインフォメーションではなく、しっかりと明確な場所が知りたいですよね。

重要なのは店頭落下物の少ない閉じ込められない場所

まず、安全な場所というのは「転倒落下物の少ない閉じ込められない場所」のことを指すようです。小学校の頃、地震が起きたら防災頭巾をかぶり、すぐさま机の下に身をひそめるといった訓練をさせられていました。昔からカラダが平均よりも大きかった私にとって、あの狭い空間は嫌いで仕方ありませんでしたが、あれはあっているのでしょうか?
調べて見たら、あながち間違いではないようですが、必ずしもそれが正解ではないようです。机の下に身をひそめるといった行動は、その建物の崩壊が100%ないと言い切れる場合のみ正解のようです。逆に、建物が古く、建物が崩壊したり、天井が落ちてくるといった場合は、机の下にいたんではアウトということらしいです。更に、ドアが変形して外に脱出できなくなったり、ガス漏れが発生し一酸化中毒死のケースも考えられるとか。
自分がいる建物を瞬時にみき分けろということですね。難しい。

古い建物にいた場合

頑丈な建物にいたとしたら落下物に注意すれば良いとして、逆に古い建物にいた場合はどのような行動をとれば良いのでしょうか。
デパートや駅ビルなどはガッチリとした建物なので、想定としては頑丈な建物の考えで良いとして、古い建物となると木造建築の築数十年経過している住宅ということになりますね。その場合、まず1階部分にいたとしたら、周りの安全を確かめながらすぐさまに外へ避難した方が助かる可能性が増すとのこと。理由は、崩壊し下敷きにならずにすむという理由です。
トイレが安全というのは昔の建物の話のようで、トイレの四方には大きな柱が設けられていたことから崩壊しにくい場所とされていたようです。しかし今の住宅はユニット式になっているため柱もなく崩れる可能性は極めて高いようです。古い建物の1階にいた場合は、落ち着いて外へ避難ということですね。
2階にいた場合はどうなんでしょう?
2階にいた場合は慌てて外に避難することは避けた方が良いとのこと。避難している最中に倒壊すればアウトだし、慌てて階段を降りると捻挫や骨折の怪我も考えられるとのこと。
落下物に注意し、身を潜めるのが最善のようです。仮に崩壊したとしても、そのまま真下にドンと落ちるケースは少なく、崩れ落ちる感じなので、下に叩きつけられるショックはさほどないようです。更に2階にいた場合は、崩れた隙間から外にも脱出できるスペースができやすいとか。これらを考えた場合、寝室は2階がベストのようです。

地下は安全なのか?

仕事柄、電車によく乗り地下鉄も利用しています。駅の広告などには、地震が起きても安心安全的なことを書いているけど、それって信用しても良いのかと疑問を感じますよね。
調べてみたところ、耐震対策はもちろんクリアしているので安全な場所として捉えても問題ないようです。ただし、絶対ではないということ。地下は耐震に優れている反面、物を閉じ込めてしまうという特徴も兼ね備えています。津波が来た場合はアウトだし、電気がつかなく真っ暗な空間だとパニックに陥ってしまう人もいるようです。
地下鉄にいた場合は係員の指示に従って動くということが原則のようです。また、デパートなどの地下にいる場合は、落下物に注意し落ち着いて地上階に避難した方が良いとのことでした。

指定避難場所

自分の家の周辺で1番安全な場所はどこ?と聞かれて答えられますか?
答えは、その地域が指定している避難場所ですね。公園や学校などがそれにあたりますので、再度各々確認して起きましょう。またご家族がいる方も集合場所を再確認が必要ですね。自分の身は自分で守る。これ、鉄則です。

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