25日、プロ野球のオープン戦が各地で開幕した。横浜DeNAベイスターズが沖縄セルラースタジアム那覇にて、巨人と対戦。ベイスターズは新戦力の活躍で、オープン戦初戦を白星発進した。ベイスターズは人的補償で巨人から移籍した平良拳太郎投手が先発。5回を5安打無失点と好投した。

FA移籍した山口俊の人的補償で横浜に入団した平良投手は、ここまで実戦2試合で計7回を1失点と安定感のある投球を披露し、今回のオープン戦の開幕投手に指名された。本日も結果を出して開幕ローテーション入りに一歩前進した。

巨人の先発は昨季、チームで唯一の2ケタ勝利となる10勝をあげた田口麗斗投手。くしくも平良とは同期入団で、同世代の因縁のマッチアップとなった。

試合は先発の田口に3回無失点と抑え込まれるも、四回、二番手の桜井投手から、シリアコの二塁打に失策も絡み３点を先制。六回にはドラフト9位の佐野恵太のソロホームラン、九回には代打の関根大気のソロホームランも飛び出し、5-3で巨人に勝利した。

ベイスターズは平良は５回無失点と好投、新外国人のシリアコが2安打2打点、新人の佐野がホームランを含む2安打と新戦力の活躍が光った。