もうすぐ「桃の節句」

みずみずしくて甘さが特徴の桃。もうすぐ「桃の節句」ということで取り上げましたが、旬は夏です。

夏場に冷たくてみずみずしい桃。そんなお馴染みの果物ですが、意外にその栄養や効能については知られていません。今回は「桃」の栄養と効能をご紹介します。

便秘予防!血圧安定、むくみの解消に!

桃には「ペクチン」や「カリウム」が豊富に含まれています。

「ペクチン」は、食物繊維の一種で便秘や下痢の予防に効果的です。また、ペクチンにはコレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑えるなどの効能もあります。

「カリウム」は、ミネラルに分類される栄養素の一種で、細胞内の水分量を調節するなどの働きがあります。カリウムには血圧の安定、むくみの解消、筋肉の収縮を正常に行うなどの効能があります。

老化予防にがん予防!貧血や冷え性の改善に!

ちょっと意外ですが、緑茶などに多く含まれる栄養成分「カテキン」も豊富。「カテキン」には、老化防止やがん予防、免疫力を高めるなどの効能があり、強い抗酸化作用を持ちます。

また鉄分やマグネシウムといったミネラル系も豊富で、「鉄分」は酸素を全身に運ぶ働きが、「マグネシウム」には様々な生理機能に必須の栄養素です。桃に含まれるや鉄分マグネシウムを摂ることで、貧血や冷え性の改善などの効能が期待できます。

実はウナギ並みのスタミナ効果!

また、スタミナ効果が期待できるビタミンEとナイアシンも豊富に含まれています。

ビタミンEは肺や筋肉の細胞膜を若々しく保ち、酸素や栄養素の流れを良くする重要な役割を果たしており、スタミナ源には欠かせない栄養素。また。ナイアシンはブドウ糖(炭水化物など)をエネルギーに変えてくれる栄養素で、やはりスタミナ源となります。桃1個には、なんと、うなぎ1/4切れと同じくらい量のビタミンEやナイアシンが含まれています。

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