サッカーのレフェリングにおける驚きの最新技術!
スポーツにおける審判の役割はもちろん大事で、私自身も誤診で泣き笑いするチームをいくつも見てきました。機械に頼りすぎてしまうとスポーツの楽しさを失ってしまう気もします。バランスのいいシステムができるといいですね。
先日、サッカー日本代表は不可解な判定もあり、ワールドカップ最終予選の大事な初戦を落としてしまいました。大きな大会や各国のリーグ戦でもつきまとう誤審問題。どうしても人間の目だけで行う限界もあるかとは思います。現在導入が検討されている技術やすでに導入されているルールなどをいくつかご紹介させていただきます。
ゴール横に審判を配置
通常フィールドにいる審判は主審が一人、オフサイドラインなどを見る副審が二人の三人となります。そこにさらに両ゴール横に審判を配置する、アディショナル・アシスタント・レフェリー(AAR)制度が欧州各地で広がりを見せています。メリットとしては副審がオフサイドラインの確認により集中できる点やペナルティエリア内での微妙な判定に助言できる点があげられています。デメリットとしてはやはり人材確保が困難な点があげられるでしょうか。
ゴールラインテクノロジー
2013年のコンフェデレーションズカップや2014年のブラジルワールドカップで採用されたこのシステムはボールにマイクロチップを埋め込み、ゴールラインを超えると主審の腕時計を振動させて知らせるというものです。機械を使っているので、まず間違いなくゴール判定での誤審はなくなるかと思います。まさに画期的なシステムです。ただやはり、コストが莫大にかかります。サッカーの競技性からか機械に判定を委ねることに後ろ向きな方々も多くいます。誤審もサッカーの醍醐味というわけではないかとは思いますが、私は誤審がないほうが公平だと思います。
各国、各協会で足並みをそろえて共通のルールで選手もサポーターも納得できるシステムができることを願っております。
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