森林浴の効果

「森林浴」にはストレス解消や、精神的な緊張を和らげる効果がありますが、これは森の中は木々が発散しているフィトンチッドという香り成分が影響しているようです。このフィトンチッドは、樹木自身にとって有害な虫や細菌、他の植物などの成長を阻害するために発生させる成分ですが、この香りの成分は人間にとって、害どころかすばらしい効果をもたらします。

心を落ち着かせて癒しを与える効果があるため、ストレスの軽減や緊張・怒り・不安・疲労などを和らげリフレッシュすることができます。ストレスが溜まった状態で森林浴に行くと、ストレス物質であるコルチゾールの量が減り、リラックス状態になることがわかっているそうです。

血圧や脈拍数を安定させる

森林には木々だけでなく、小川や池・滝などの水が流れる場所もありますが、樹木も水もマイナスイオンを発生させているため、森林の中にはマイナスイオンが溢れています。このマイナスイオンが含まれる空気を体内に取り込むと、脳の中にはリラックス状態を表すα波が発生するそうです。

また、森林の中を通る風や小川のせせらぎの音、野鳥のさえずりなどには1/fのゆらぎが存在し、そのリズムが人の心に安心感を与える効果があります。そのため、「森林浴」をすると血圧や脈拍数が落ち着き安定した状態になるんです。

自律神経を高めてくれる

木々の緑色は心に安心感を与え、目の疲れを癒す効果があります。暖色でも寒色でもない中間色の緑色は、交感神経の働きを抑えて自律神経のバランスを整える効果があります。フィトンチッドやマイナスイオンも自律神経に作用するため、森林浴を行うと自律神経のバランスが整いやすくなるのです。

自律神経のバランスが整うと、ストレスなどから来る原因不明の頭痛や腹痛などといった身体の不調が収まる効果があります。また、不安や不眠、うつなど精神的な疾患の発生を抑えられます。

免疫力を高めてくれる

「森林浴」をすることでナチュラルキラー細胞の働きが活発になり、免疫力が上がります。ストレス状態の人が森林浴を始めると、ナチュラルキラー細胞が活性化する数が増え働きが増強される効果があります。

「森林浴」によってナチュラルキラー細胞が活発に働くようになると、がん細胞の増殖も防げるようになるため、免疫力を上げる効果が高まると言えます。

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