相撲の起源

相撲の正確な起源を辿ることは、難しいようです。歴史を辿っていくと非常に古い時代から、相撲らしき競技を行っていた記録が残っていて、その起源は、古事記や日本書紀から登場しているそうです。

かつての相撲は、まさに神々が自らの威信をかけて行うもので、神儀としての側面が強かったようです。農作物の実りを願い、祝う祭りの儀式として、以降300年もの間宮廷の行事としても続けられていたようです。

競技としての相撲

元々は神々の勝負、あるいは神様への感謝・祈りの儀式としての意味合いが強かった相撲が、少しずつ競技という形に変化していったのは、鎌倉から戦国の武士の時代のことになります。武士の戦闘訓練として、重宝されるようになりました。

特に相撲が大好きな武将として、織田信長があげられ、現在の大相撲のルーツを作ったのは信長とも言われているそうです。1578年に、信長は安土城に300人もの力士を集めてお抱えの力士達を競わせるという、まさに最初の相撲大会を開いたと言われています。

以降相撲は競技としても人々に広く親しまれるようになり、江戸時代には谷風梶之助や釈迦ヶ嶽雲右門、雷電為右衛門などといった歴史上最強とも謳われる力士達が登場するようになりました。

相撲のルール

相撲の流れは、まず塵手水(ちりちょうず)をもってして、「私は武器を持っていません、正々堂々と勝負します」ということを示します。そして両者円形の土俵に立ち、仕切りに入ります。最後に両者拳をついた状態から互いに目を合わせ、合図と同時にぶつかります。

最終的には、どちらかの足の裏以外の場所が地面につくか、あるいは体が土俵を出た方が負けとなり勝負が決着することになります。ルールは非常にシンプルですが、いくつか反則もあるので注意が必要です。

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