バレーボールの起源と歴史
バレーボールの起源と歴史
バレーボールは、1895年にアメリカのウィリアム・G・モーガン氏が考案した球技です。当時、アメリカではバスケットボールが流行していましたが、動きがハードなため若者のスポーツとして認知されていました。それに対し、老若男女が幅広く楽しめるスポーツとして生まれたのがバレーボールです。
当初は、ミノネットやミントネットと呼ばれており、ネットを挟んでボールを落とさずに打ち合う競技でした。人数の指定がなく、今のように細かいルールなども決められていなかったようです。
その後ルールに改良が加えられ、「バレーボール」と名付けられ、1964年の東京大会からオリンピックの正式種目となっています。
日本にバレーボールが伝わったのは
日本に初めてバレーボールが伝わったのは1908年。まだ明確なルールがなく、最初は1チーム16人。その後、次第に人数が減少していき、1927年に9人制のバレーボールが定着したそうです。
その後、1951年に国際バレーボール連盟(FIVB)へ加入したのをきっかけに、日本も世界基準である6人制を採用しています。
バレーボールのルール
バレーボールは、球技のなかで唯一「ボールを地面に落としてはいけない」スポーツ。
6人制の場合、6人で1チームを編成し、2つのチームが中央にあるネット越しにボールを打ち合います。
手や腕を使って3回以内(ブロックは除く)に相手のコートへ返球しなければいけません。
打ったボールが相手コートに落ちた場合や、相手が打ち返したボールがコートアウトしたりネットを超えなかったりした場合に、得点が加算されていく仕組みです。
ラリーポイント制になるため、サーブ権の有無に関わらず1点が加算。
また、サーブ権を持たないチームがラリーを制した場合はそのチームにサーブ権が移り、競技者が時計回りにポジションを1つ移動するローテーションを行います。
1試合5セット(試合によっては3セット)マッチで行われ、1つのセットは2点以上の差を付けて25点先取したチームの勝利です。
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