プロ野球、交流戦開幕!

プロ野球の交流戦は、日本野球機構(NPB)のセントラル・リーグとパシフィック・リーグとのプロ野球間で行われるインターリーグです。交流戦期間中は、セリーグのチームVSパリーグのチームの試合が組まれ、普段は見られない対戦が楽しめます。

交流戦のルール

試合は18試合、どちらか一方のホーム球場で開催

交流戦は各チーム18試合、全108試合開催されます。それぞれのチームと3試合対戦することになります。

3試合と試合数が限られていますので、ホーム&ビジター方式は採用されておらず、どちらか一方のホーム球場で開催されます。

交流戦の勝敗や成績はペナントレースに反映

交流戦はオールスターゲームのようなお祭りとは異なり、正式にペナントレースの一部としてみなされているので、交流戦の結果はペナントレースにも反映されます。

勝率1位のチームが交流戦優勝球団

交流戦はペナントレースの一部という位置付けではあるものの、交流戦で勝率が1位のチームは交流戦優勝球団として表彰されます。優勝チームには特別協賛社から優勝賞金3000万円が贈られます。

なお、試合は18試合と限られているので、勝率が並ぶケースも想定されます。勝率が並んだ場合は以下の基準で優勝チームを判断します。

• 勝数
• 直接対戦成績
• 交流戦18試合のTQB((得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング))が大きいチーム
• 交流戦18試合のER-TQB((相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング))が大きいチーム
• 交流戦18試合のチーム打率
• 前年度日本生命セ・パ交流戦の上位チーム

ドラフト会議におけるウェーバー権

ペナントレースの終了後、10月に開かれるプロ野球のドラフト会議にも、交流戦の結果が関係してきます。

交流戦において勝利数の多かった「勝利リーグ」は、ドラフト2巡目以降の指名を先に行うことができます。(1巡目は抽選入札なので関係なし)。

例えばセリーグが交流戦の勝ちリーグとなった場合、その年のドラフト2巡目以降はセリーグの最下位球団から優先して選手を指名することができるという仕組みになります。

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