筋トレ後に食欲がなくなるのは何故?

筋トレ後に食欲がなくなる理由は、大きく分けて3つあります。

①食欲抑制ホルモンの影響
②交感神経が活性化する影響
③オーバートレーニングの影響

筋トレで疲労した体の中は、ホルモンの分泌や神経への刺激が起こり、さまざまな反応の影響を受けています。体の限界値を超えることで、メンタルに悪影響を及ぼし、食欲を失う場合もあります。

食欲抑制ホルモンの影響

食欲の増減は、レプチンとグレリンと呼ばれる2種類のホルモンによる影響を受けます。レプチンは食欲抑制ホルモンとも呼ばれ、食欲がなくなる大きな理由のひとつです。筋トレ後は、レプチンの分泌量がグレリンを上回ることから、食欲減退が起こります。グレリンは、運動することで分泌量が抑えられる特性を持つためです。運動強度が高いほど影響は大きく、筋トレ後1〜2時間ほど持続する場合もあります。

交感神経が活性化する影響

食欲減退は自律神経の乱れからも起こります。自律神経は、脳の視床下部の辺りにあり、働きが異なる2種類の神経に分かれています。内臓や血管の働きをコントロールする役割を持ち、一方が優位になると一方は抑制される、シーソーのような関係です。

交感神経は、運動することで刺激を受けて活性化します。交感神経が優位である間は副交感神経は抑えられ、胃腸機能は低下し、食欲減退に繋がります。

オーバートレーニングの影響

オーバートレーニングとは必要以上に過剰な運動のことで、初期症状として3つの症状が現れます。

①食欲がない
②眠れない
③疲労が取れない

食欲がなくなる他に、眠れなかったり疲労が取れなかったりする症状が当てはまる場合は、オーバートレーニングの可能性があります。オーバートレーニングの改善には十分な休息を取る必要があり、同じ部位を鍛える場合は48〜72時間程度、運動の間隔を空けましょう。症状が改善しない場合は、1週間程度の休息を取るのがおすすめです。

筋トレ後の食事は大事!

筋トレの効果を失わないために、健康的な食事が必要です。筋トレ後に食欲がない場合でも、トレーニングで消費したカロリーをきちんと摂取しなければ、徐々に体重は減っていってしまいます。食欲がないからと、食事を抜くことは避けるべきです。

栄養が不足したままの状態が続くと、筋肉はエネルギーに分解されるため、筋トレ後はエネルギーとなる栄養素を摂取する必要があります。

筋トレをすることで体内のエネルギーが使われ、筋肉の細胞も傷ついています。傷ついた細胞のために、筋肉を回復し、成長させる栄養素を摂るべきです。筋肉はタンパク質で作られていることから、筋トレ後の食事では積極的にタンパク質の摂取を意識しましょう。

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