クリスティアーノ・ロナウドの“神の毛”ゴールとは

クリスティアーノ・ロナウド選手のゴールが「神の毛ゴール」と話題になりました。

このゴールはグループリーグ第2節、ポルトガルとウルグアイの一戦で生まれました。後半9分にポルトガルのMFブルーノ・フェルナンデスが左サイドからクロスを上げると、ゴール前のクリスティアーノ・ロナウドが反応し、頭で合わせようとした。ボールは頭に触れたか触れないか、そのままゴールに吸い込まれ、これが貴重な先制点となりました。このゴールが、マラドーナの“神の手”ゴールを真似て、ネット上では“神の毛”ゴールとも称されました。

“神の毛”ゴールは幻に、、、なぜ?

ところがこのゴールは当初、クリスティアーノ・ロナウドの得点とされていましたが、後にクロスを上げたブルーノ・フェルナンデスの得点に訂正されました。

これに関しては、今大会の公式球「アル・リフラ」のメーカーでもあるアディダスが公式見解を発表しました。ボールに埋め込まれているセンサーが、ブルーノ・フェルナンデスのキック時とクリスティアーノ・ロナウドを通り過ぎたバウンド時に感知しているものの、クリスティアーノ・ロナウドがヘディングシュートをした場面では感知していなかったとのことです。

本来、このセンサーは選手によるボールタッチの正確な判定を行い、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判断精度向上を目的として導入されていました。特に今大会では半自動オフサイドテクノロジーで活用されたことで注目が集まっていましたね。このセンサーにより、クリスティアーノ・ロナウドのゴールは幻と証明されてしまったんです。

幻でも逸話の残すのはスーパースター証か!

クリスティアーノ・ロナウドはグループリーグ初戦でガーナからゴールを決め、史上初のW杯5大会連続ゴール記録を樹立し、これが2試合連続ゴールと期待されましたが、テクノロジーによってゴールは幻に。

とはいえ、W杯でこういった逸話を残すのはやはりスーパースターの証ですね。良く考えたら、マラドーナの神の手ゴールも今だったら、ノーゴール、、、と考えたらこれもまた面白いですね。

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