2022年W杯はカタール大会

ワールドカップは4年に1度行われる最も権威のあるサッカーの国際大会で、世界各地の予選を突破した合わせて32チームが“サッカー世界一”の称号をめぐって争います。中東で開催されるのは、これが初めてです。

今回のカタール大会は11月20日から12月18日までの29日間の日程で行われ、首都のドーハなど5つの都市にある合わせて8つの会場で試合が行われます。

サッカーのW杯としては異例の冬季開催!

従来、ワールドカップは、欧州の主要なサッカーリーグがシーズンオフを迎える6月から7月に開催されてきたが、カタールを含む中東地域は夏の暑さが厳しく選手の体に与える負担が大きいこと、同地は冬季(1月)でも温暖な気候でありサッカーの試合の開催に支障がないことなどから、カタールに開催国が決定した直後にFIFA理事のフランツ・ベッケンバウアーが「カタールの冬季の1月開催」を提案していました。そのご検討が重ねられ、2022年大会は11月21日 - 12月18日の開催に決定しました。

選手登録数が増加!

今大会では、これまでと大きく変わるルールがあり、一つは各チームが登録できる選手の人数で従来の「23人」から「26人」に増えました。

理由として、史上初めて11月から12月にかけて行われる異例の日程となることや、新型コロナウイルスの感染者が出た場合などを考慮して柔軟に対応する必要があるなどとしています。

試合に向けては控えの選手15人に加えてチームスタッフ11人がベンチ入りでき、さらに前回大会までは最大35人だった予備登録の人数についても増やして55人まで認められることになっています。

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