J1残留争いが佳境に。最後の一枠に入ってしまうのはどのチーム?

J1リーグは残すところあと2試合ということで、優勝争いにも注目ですが、本日は残留をかけた争いに注目してみたいと思います。アビスパ福岡と湘南ベルマーレの降格はすでに決定してしまいましたので、残る枠は一つ。降格の可能性が残っているのは4チームに絞られました。

ジュビロ磐田

かつて、黄金期を築き、圧倒的な強さを誇った時期もあったジュビロ磐田。3シーズンぶりにJ1の舞台に戻ってきたジュビロ磐田でしたが、現在勝ち点33で13位となっています。シーズン途中で海外移籍を果たした小林選手が抜けた穴も大きいのでしょうか。J2時代はものすごい脅威になっていた強力な外国籍もゴールこそ奪っているものの勝利を決定づけるゴールではなく、厳しい状況です。降格の可能性のある4チームのなかでは1番上の順位ではありますが、残り2試合、まったく気は抜けません。

ヴァンフォーレ甲府

2012年まではJ1とJ2をいったりきたりしていましたが、当時の城福監督のもとクラブ史上初の3シーズン連続J1 を達成し、今シーズンは4シーズン目でした。現在は佐久間監督のもと、リーグ戦を闘っていますが、シーズン途中のクリスティアーノ選手の移籍などもあり、ここまで苦しんでいます。現在勝ち点は31で14位となっています。次節の相手が湘南ベルマーレで前節、粘りを見せながらも大宮アルディージャに敗れ、降格が決まってしまいました。モチベーション的にはヴァンフォーレ甲府にとっていい方向に進んだかとは思いますが、しっかり残り試合勝ち切りたいところでしょう。

アルビレックス新潟

戦いぶりをみるとなぜ残留争いをしているのかわからないという方が多いですが、現在勝ち点30で15位となっています。得失点差で15位ということでその下の名古屋グランパスとは得失点差が2となっています。残り試合の対戦相手を見るとガンバ大阪とサンフレッチェ広島ということで4チームのなかでは一番厳しいかと思います。ただ、どこが相手でも勝つしかないので全力で残留を勝ち取ってもらいたいですね。2004年のJ1昇格からずっとその座を維持してきただけに、ここが踏ん張りどころかと思います。

名古屋グランパス

Jリーグ開幕当時からあるクラブ“オリジナル10”の名古屋グランパス。オリジナル10で降格経験のない3チームということで鹿島アントラーズ、横浜Fマリノス、そして名古屋グランパスです。ただ、今年はシーズン開始からなかなか勝ち星をあげることができず、苦しみました。シーズン途中でクラブOBの小倉監督を解任し、昨シーズンまで在籍していた元日本代表の闘莉王選手をブラジルから呼び戻すなど、残留に向けた意地を感じます。現在降格圏にいますが、残り試合次第では十分逆転もあり得るので、がんばってもらいましょう。

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