たくさん寝たはずなのに、なんで月曜の朝からこんなに体が重たく感じるのだろう。
仕事が全く手につかないなんて経験はないですか?
眠っても取れない疲労感に悩まされている方はぜひ参考にしてみてください。

疲労の原因

運動による疲労は、これまで筋肉や内臓系の疲弊だと思われてきましたが、実はそれらの影響というのは少ないのです。

運動中に呼吸や心拍、血圧、そして体温など身体の安定性を保つため、休まず調整を行っている自律神経中枢の疲労であることが分かったそうです。
実際、3キロ走るだけでも真夏の炎天下と気候が穏やかなときでは、運動量は同じなのに疲労度は全く違いますよね。

ウエイトトレーニングとか、ボクシングや登山など筋肉を痛めつけるような特殊な運動をしない限りは、私たちに日常生活で起こる過労はほぼ自律神経の疲労と思っていいようです。
仕事で行き詰まったり人間関係でストレスにさらされるときも、交感神経が高ぶってイライラするため自律神経に負担がかかります。

では、自律神経に疲れがたまると、具体的にどのような症状が起こるのでしょうか?
自律神経に疲れがたまると、体を安定させることができなくなります。頭が重くなる、ろれつが回らない、音が聞き取りづらい、さらには体のバランスが保ちづらくなり、汗をコントロールできなくなるなどの問題が起こります。

他には自律神経が正常でないと睡眠のリズムが作れなくなり、疲れを取りたくても自律神経が回復せずにどんどん疲労がたまるという悪循環を起こしてしまいます。
それ以上に恐ろしいのが、自律神経が疲れすぎると血圧が上がって脳卒中を起こしたり、心拍のコントロールを失って心筋梗塞などが起こりやすくなること。これが過労死を招く原因になるそうです。

仮眠をとって、仕事中でも疲労を解消

20代は自律神経の回復が早い分、疲労が見えないことが多いそう。
しかし、疲労を回復させないまま無理を続けていると、突然うつ状態になって部屋から出れなくなり、引きこもるケースがあるようです。

自律神経は人といる緊張状態で疲れるため、安心できる環境で一人になる時間をつくることが重要なのです。
仕事中に疲れを感じたときは、伏せ寝でも良いので20分ほど仮眠する。それによって疲労を解消し、仕事の効率も上がるそうです。

これは私も実際にやった事があるのですがパフォーマンスが違くなるのでおすすめです。

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