アジアチャンピオンズリーグ、アウェーゴール方式を撤廃

先日、秋春制に移行することを発表したアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は、今季、8月18日から東地区の決勝トーナメントが行い、決勝戦だけ来年2月の開催とし、秋春制へ移行する準備期間とされていました。

2023-24シーズンのACLは予選ラウンドが2023年8月にスタートし、グループステージは9月から12月の開催。決勝トーナメントは2024年2月に始まり、ホーム&アウェー形式の決勝が5月に行われて優勝クラブが決まるようです。

そして、2戦合計方式の試合などでのアウェーゴール数により優劣を決めるルールが撤廃されることも決まり、必要に応じて延長戦とPK方式により勝者を決めるようです。

アウェーゴール方式とは

アウェーゴールとは、敵地であるアウェーの試合で決めたゴールのことです。アウェイゴールを説明する上で、重要となるのが「ホーム&アウェー方式」で、同じチームを相手に、ホームで行う試合とアウェーで行う試合の2試合行う事を言います。

この方式は両チームが1試合ずつそれぞれのホームで行う事で、公平性を保つ為にあります。ワールドカップ予選やUEFAチャンピオンズリーグ、AFCチャンピオンズリーグ、各国のカップ戦など、多くの大会でこの方式は使用されています。

アウェーゴールは2試合の合計スコアが同点だった場合に適用されるもので、アウェーゴールが多いチームが勝者となる方式です。

これはアウェイで試合をする事が難しいとされているためです。
長距離移動からの疲れ、慣れない地での試合、応援の力が圧倒的にホームチームの方が大きいなどの理由があげられます。

アウェーゴール方式のおかげで、敵地での試合でもゴールを目指す面白い試合が展開され、滅多にPK戦までもつれ込む事がなく、真の強者が勝ち進むようになったと言われています。

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