世界チャンピオン!!!
って聞くとその1人だけと思うのが普通ですよね。

しかし、ボクシングにおいては同じ団体の同じ階級なのに、世界チャンピオンが2人以上いるケースもあります。

〇〇チャンピオン・〇〇チャンピオンという名で呼ばれます。
この〇〇部分を簡単に紹介します。

正規・暫定・スーパー

【正規チャンピオン】
正規チャンピオンという呼び方がどうかと思いますが、他と区別するためにあえて正規チャンピオンとします。
各団体の各階級に1人いる、世界チャンピオンです。


【暫定チャンピオン】
正規チャンピオンが怪我などで防衛戦ができなくなった際に設けられる、暫定的なチャンピオンです。
各団体にあり、獲得後は正規チャンピオンとの団体内統一戦が義務づけられます。

【スーパーチャンピオン】
WBAとWBOにあります。
正規のチャンピオンが、他団体のチャンピオンに勝利し、統一チャンピオンとなった場合にスーパーチャンピオンに昇格します。

WBAの場合は、スーパーチャンピオンに昇格した選手がいた場合、すぐに正規タイトルの決定戦が組まれます。
なので、WBAの正規チャンピオンは、第二王者と揶揄されます。

WBOの場合はWBAのような正規チャンピオンの決定戦は組まれていないようなので、肩書きが変わるぐらいの認識でいいかもわかりません。


なぜチャンピオンが乱立するのか

今あげたチャンピオン以外にも、フランチャイズチャンピオン・ダイヤモンドチャンピオンなど、よくわからないチャンピオンもあります。

なぜここまでチャンピオンを造るのか。
俗に言われるのが、各団体がそのタイトルマッチによる承認料を稼ぐ事が目的です。
団体の認めたタイトルマッチを行うには、団体に承認料というのを払わないといけないので、団体の収入源となります。

しかし、ここまで乱立されると、昔のようなチャンピオンに威厳というのが薄れてくるのも事実ではないでしょうか。

しかし、選手やトレーナー・ジム側からみると、世界チャンピオンになり易くなった点については、歓迎されているかもしれません。

団体・選手サイド・ファンサイドと、それぞれの思いがなかなか交差しないのが現状でしょうか。

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