ビーチバレーとは

バレーボールがルーツの競技で、アメリカ・ハワイが発祥の地ともいわれています。ビーチバレーとはその名の通り砂浜(ビーチ)にネットを張ったコートで行うバレーボール競技で、2人1組のペア同士で競い合います。日本においてのビーチバレーの歴史はまだ浅く、1980年代頃から本格的に競技人口が増え始め、日本各地で競技会を開催するようになりました。
アメリカ、ブラジル、欧州を中心に人気の高いスポーツです。1987年には初の国際大会がブラジルで行われ、オリンピックにおいては1996年アトランタオリンピックから正式種目として追加。この頃からビーチバレーというスポーツが世界や日本国内にも広く認知されるようになりました。
元バレー選手がビーチバレーに転向することも多いですね。

ボールについては、大きさは、約1cmほどビーチバレーのほうが大きくビーチバレーのほうが空気圧は3割ほど低く、球速がバレーボールと比べると出にくいので2人でもラリーが成立しやすくなるそうです。

ルール

ビーチバレーのルールとは、室内の6人制バレーボールのルールをベースに作られました。サーブや得点にまつわるルールには、バレーボールからの転用が多い一方、試合の場所や登録人数にはビーチバレー特有のルールを用いられています。

ビーチバレー特有のルールとしては
①試合会場が砂浜
②1セット21点の2セット先取で勝利
③登録できる選手は2人制の場合2人のみ

バレーボールのルールとの類似点には、サーブや得点のルールがあげられます。
①ラリーポイント制 ②返球は3回以内
③2回連続で同じ選手が打つ行為は反則 
④ボールが相手のコート内に落ちると1点
⑤相手の返球が自コートに戻らないと1点
⑥得点したらサーブ権を得る
⑦相手にサーブ権が移るまでは同じ選手がサーブを打つ
⑧サーブはチーム内で順番にする

反則行為

①フェイントは、バレーボールではよく使う戦術の1つですが、ビーチバレーでは反則です。

②ブロックは、バレーボール同様、ビーチバレーも相手のアタックをブロックすることは可能です。ですがブロックした後のボールに触れられる回数が異なります。バレーボールはブロックに触れた後から3回、ビーチバレーはブロックに触れたら1カウント。その後は2回しか振れることしかできません。

③試合形式
バレーボールは25点先取の5セットマッチが公式戦では主流です。(小学生は21点先取)一方、ビーチバレーは21点先取の3セットマッチです。試合展開はビーチバレーのほうが早く進んでいきますが、夏の強い日差しの影響もかなり受けますのでこのような試合形式になったのかと推測されます。

今年も暑くなってきましたが、海に行かれる予定のあるかたはビーチバレーで遊んでみるのはいかがでしょうか。

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