みなさんはアキレス腱断裂というケガをご存知でしょうか。
スポーツ界ではたまに聞くことがありますよね。
プロ野球選手やサッカー選手が試合中にアキレス腱を断裂して今シーズン絶望。
復帰まで6ヶ月などのニュースや新聞で聞くことがありますよね。
しかしそんなアキレス腱断裂とはどういったケガなのでしょうか。
少しですが紹介したいと思います。

アキレス腱断裂

受傷時には、「ふくらはぎをバットでたたかれた感じ」とか、「ボールが当たった感じ」などの衝撃を感じることが多く、「破裂したような音がした」など断裂した時の音を自覚することもあります。

受傷直後は受傷肢に体重をかけることができずに転倒したり、しゃがみこんだりしますが、しばらくすると歩行可能となることも少なくありません。 しかし、歩行が可能な場合でもつま先立ちはできなくなるのが特徴です。

アキレス腱が断裂していても足首(足関節)は動かすことは出来ます。

原因

アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。腱の退行性変性(いわゆる老化現象)が基盤にあると考えられています。30~50歳のスポーツ愛好家に多く、レクリ工ーション中の受傷が多いのが特徴です。バレーボール、テ二ス、バドミン卜ン、ソフ卜ボールなどでの受傷が多くみられます。

治療から復帰まで

治療は、断裂したアキレス腱を直接縫合する手術治療と、手術を行わすにギプスや装具を用いて腱の修復をめざす保存治療があります。それぞれに長所、短所があるので、担当医とよく相談して治療法を決めることが大切です。

◆全力でのスポ一ツ活動ができるまで、短くても6ヶ月はかかります。
治療開始後4ヶ月程で軽い運動は可能となりますが、全力でのスポ一ツ活動ができるには短くても6ヶ月はかかります。特に最初の3ヶ月程はアキレス腱に過度の負荷がかかると再び断裂する危険が大きいので注意が必要です。スポ一ツを再開する時には運動前に入念なス卜レッチを行い、6ヶ月までは瞬発力を伴う動作は控えるようにしましょう。

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