みなさんは円盤投げという競技をご存じでしょうか。
陸上の投擲競技の一つですね。
投擲というと投げる競技なので、向かい風より追い風の方が
飛距離が出るイメージですよね。
今回は円盤投げが向かい風が有利なのかを少しですが紹介したいと思います。

円盤投げ

男女ともに、直径2.5mのサークル内から円盤を投げます。円盤の重さは、男子で2kg、女子で1kgと決められており、高校生・中学生などは、さらに軽い重量が定められています。円盤が落ちるまでに、競技者がサークル内から出てしまった場合や、測定エリア外に円盤が出てしまった場合は記録が付きません。

向かい風が有利

飛ぶ円盤の表面には、空気抵抗によって円盤の上部と下部では異なる空気の流れが生じます。

当然ながら、円盤の前方部は空気抵抗を受けることになるが、円盤の後方部では空気が集まることになります。これを「収束」と呼びます。この収束によって、円盤を上方に持ち上げる「揚力」が発生します。

当然ながら、そこに向かい風が加われば円盤後方に空気が集まり、より揚力が生じることになります。揚力は進行方向からの風が強いほどその作用が強まるので、「向かい風有利説」が唱えられています。

出典:YouTube

まとめ

投擲距離が伸びるかどうかの要因は、選手個々の投法や体格、また風の強さなど、様々な要因が絡んでいるといわれており、単純に「追い風」と「向かい風」のどちらが有利なのかは明らかになっていませんね。

それを物語るように、向かい風だけでなく、追い風が吹いている際にも好記録が出てます。追い風が有利なのか、向かい風が有利なのか。

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