ロックアウトが明けてから一気に移籍市場が動いたメジャーリーグ。
この市場で打力上位クラスの2人を獲得したフィリーズは、なかなか面白い打線が完成しました。
シーズンどうなるか興味深い打線です。

シュワーバー&カステヤノス2人をFAで獲得

レッドソックスのカイル・シュワーバーを4年7900万ドルで獲得。
そしてレッズからFAになっていたカステヤノスを5年1億万ドルで獲得。
今年のFA市場で上位クラスの打力をもった選手を同時に獲得して、一気に打線強化に成功し、同地区のメッツやブレーブス同様に補強に成功したといえるのではないでしょうか。

出典:YouTube

フィリーズ打線どうなる

シュワーバー&カステヤノスを獲得したフィリーズの仮想スタメンを昨季の成績と共に並べると、かなりの強力打線です。
1.シュワーバー 打率.266・ホームラン32本
2.カステヤノス 打率.309・ホームラン34本
3.ハーパー 打率.309・ホームラン35本
4.リアルミュート 打率.263・ホームラン17本
5.ホスキンス 打率.247・ホームラン27本
6.セグラ 打率.290・ホームラン14本
7.グレゴリウス 打率.209・ホームラン13本
8.ポーム 打率.247・ホームラン7本
9.ヘレーラ 打率.260・ホームラン13本

1番から3番までの打線は強烈ですね。
5番ホスキンスも昨年107試合の出場でしたので、フルシーズンやれれば30本は打っていた事間違い無いので、全員が昨年同様の成績を残せれば、ホームラン30本越えが4人となり、対戦相手の投手陣が震える打線となりそうです。

出典:YouTube

打線は強烈!しかし守備は、、、

相手投手陣を震え上がらせる打線となったフィリーズですが、守備の面で見てみると、味方の投手陣が震え上がってしまう守備力のチームとなっています。

守備指標である、DRSにUZRは見事に昨シーズンマイナスばかりです。
守備面で期待できるのがセグラぐらいと言っても過言ではないです。

打力全振りチームはどこまで戦えるか

現段階で打力に全振りしたと言っていいフィリーズ。
プレイオフを狙うようなチームでここまで守備力を蔑ろにして、打力に全振りしたチームも珍しいですね。
このフィリーズが一体どこまで戦えるの楽しみなシーズンになりそうです。

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