監督の現役時代はどんな選手だった?〜パリーグ編②〜
監督の現役時代は?
辻発彦〜西武ライオンズ〜
昨シーズンから西武ライオンズの指揮を取る辻発彦監督。
監督1年目となった昨シーズンは、西鉄時代以来の59年ぶりとなる13連勝を記録し、上位に進出すると、楽天ゴールデンイーグルスとの熾烈な2位争いを制し、2013年以来4年ぶりとなるAクラス入りに大きく貢献しました。
辻発彦監督は、1958年生まれの59歳。1983年のドラフトで日本通運を経てドラフト2位で西武ライオンズに入団。現役時代は守備の名手としてプロ野球記録となる8年連続二塁手でゴールデングラブ賞を獲得するなど、西武ライオンズの全盛期の中心選手で、当時「守備が上手くサインが盗める俊足のムードメーカーであり、最高のプロ好みの仕事人」と評されていました。守備もさることながら、打撃面でも、才能を見せ、首位打者1回獲得している名選手です。
プロ野球通算16年間で、安打数1462本、242盗塁、打率.282をマーク。現在でも語り継がれている西武ライオンズのレジェンド的選手でした。
梨田昌孝〜楽天ゴールデンイーグルス〜
2016年から楽天ゴールデンイーグルスの指揮を取る梨田昌孝監督。
近鉄バファローズ、日本ハムファイターズ、楽天ゴールデンイーグルスの3球団で監督経験があり、リーグ制覇2回、Aクラス7回と球界を代表する名将です。
1953年生まれの64歳。1971年のドラフトで浜田高等学校を経てドラフト2位で近鉄バファローズに入団。
現役時代は捕手として活躍し、同じ捕手の有田修三氏とともに「ありなしコンビ」としてチームを牽引。ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞4回獲得するなど球界を代表する捕手でした。
当時、「世界の盗塁王」の異名を持つ福本豊氏が、同じリーグのおり、どの捕手も盗塁阻止を苦戦する中、盗塁阻止の練習に力を入れ、盗塁阻止5割以上という高阻止率を記録していました。
打撃の面でも、「こんにゃく打法」と言われる独特なバッティングフォームで、勝負強い打撃を見せ、攻守ともに大きく貢献した名選手でした。
昨シーズンは、楽天ゴールデンイーグルスを3位にし、クライマックスでは2位の西武ライオンズを撃破し、クライマックスファイナルステージでは王者ソフトバンクホークスを最後まで苦しめる戦い方を見せてくれました。
今シーズンも梨田昌孝監督の指揮のもと、上位進出を目指します。
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