水中ホッケーとは

その名の通り、水中でホッケー競技を行う、水中スポーツの一種です。
シュノーケルを装着したプレイヤー達が、プール底にあるパック(ホッケーで使う円盤)を奪い合いながらゴールを目指す競技です。
水中でのプレーを強いられるので、基本的な泳力だけでなく、出来るだけ長く水中でプレーできるような高い心肺機能や、水中という3次元空間で行われるので「広い視野」も求められます。

発祥の地は?

水中ホッケーの発祥は、今から約60年前の1954年 イギリスのハンプシャーといわれています。実は長い歴史があるのです。
イギリスでは、”潜水ホッケー”や、”オクトプッシュ”(octpush)とも呼ばれています。(発祥当時は、1チーム8名(octo)でプレーされていたことから由来されています。)
現在ではイギリスをはじめ、イタリア、フランス等のヨーロッパ諸国だけでなく、世界各国でプレーされています。

ルールについて

①水中ホッケーには、国内ルールと国際ルールが存在します。

・国内ルールは、1チーム4名(控えメンバーは2名)
・国際ルールは、1チーム6名(控えメンバーは4名)

②基本的に試合時間は15分×2回
10~15分を前後半で計2回でプレーします。
前後半の間には、ハーフタイムが3分間あります。
習熟度によっては、7分1ゲーム制や3点先取制など、柔軟にルールは変更できるようです。

③手でパックを触らない
水中ホッケーで使用する”パック”は、手で触れることはできません。
あくまでもスティックを使って運ぶ必要があります。
そして、スティックの上にパックを乗せた状態でプレーを進めることも禁止されていますので、パックはしっかり水底を這わせて運ばなければなりません。


肺活量も必要で、上下左右からの攻撃にも気を付けないといけないのでとても難しそうな競技ですね。
一度、本物の試合をみてみたいです。

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