まずはドイツの定番「シュトーレン」

シュトーレンは、クリスマス当日に食べるというものではなく、クリスマスまでに少しずつ少しずつ食べるようなお菓子です。
シュトーレンの中には、ラム酒などの洋酒に漬けたレーズン、オレンジピールなどのドライフルーツと、アーモンドやクルミなどのナッツが入っているのが特徴です。日が経つにつれて洋酒に漬け込んでいたレーズンや、フルーツの香りが馴染み、味わい深くなっていきます。

オーストリアやフランスで食べられる「クグロフ」

クグロフは帽子のような形の型で焼き上げる干しぶどう入りのブリオッシュのことです。
発祥は諸説あるようで、フランスのアルザスが発祥と言われたり、オーストリアのウィーンが発祥だと言われたりしているようです。
このクグロフ、日本ではクリスマスのイメージが強いものの、現地ではクリスマスだけではなく誕生日やイースター、結婚式などのお祝いの場面でも食べられているようです。

スウェーデンの「ルッセカット」

スウェーデン語で「ルッセのネコ」を意味する「ルッセカット」
猫のしっぽのような形の可愛い菓子パンです。
スウェーデンでは、12月13日にサンタルチア(聖ルッセ)を称えるお祝いをする「ルシア祭」が行われるそうなのですが、それに欠かせないのがルッセカットなんだそうです。
バターとサフランをたっぷり練りこんだ甘い菓子パンですが、外側にレーズンを飾るのが特徴で、クリスマスシーズンになると家庭でもつくられています。
日本にある某スウェーデンのお店でも食べることができるかもしれませんね。


日本といえはホールタイプのクリスマスケーキですが、各国のクリスマス菓子を調べてケーキではなく、それを作ってみるのもおもしろいかもしれませんね。

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