国際サッカー連盟（FIFA）は29日、FIFAクラブワールドカップ2021の組み合わせ抽選会を実施しました。

今大会は当初、12月に日本での開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、JFA（日本サッカー協会）は開催権を返上。その後、アラブ首長国連邦が開催地に決定していました。

2022年2月3日に行われる開幕戦では開催国王者のアル・ジャジーラとオセアニア代表のオークランド・シティが対戦。欧州王者のチェルシーは準決勝から登場し、前述の2チームとアジア王者のアル・ヒラルの勝者と対戦します。

出場チームは以下の通り

アル・ヒラル（サウジアラビア／アジア王者）
アル・アハリ（エジプト／アフリカ王者）
モンテレイ（メキシコ／北中米王者）
パルメイラス（ブラジル／南米王者）
オークランド・シティ（ニュージーランド／オセアニア代表）
チェルシー（イングランド／欧州王者）
アル・ジャジーラ（UAE／開催国王者）


＜1回戦＞2月3日
【A】アル・ジャジーラ vs オークランド・シティ

＜2回戦＞
【B】アル・アハリ vs モンテレイ

【C】アル・ヒラル vs 【A】の勝者

＜準決勝＞
【D】パルメイラス vs 【B】の勝者

【E】【C】の勝者 vs チェルシー

＜決勝＞2月12日
【D】の勝者 vs 【E】の勝者

FIFAクラブワールドカップは、国際サッカー連盟（FIFA）が主催する、クラブチームによるサッカーの世界選手権大会です。

2000年に第1回大会が開催されたが、その後中断。2005年からインターコンチネンタルカップ（トヨタカップ）を吸収し、6大陸の選手権王者がトーナメント方式で優勝を争う形となりました。2005年までの大会名は「FIFAクラブ世界選手権」でしたが、2006年以降はFIFA主催による国際大会の名称を「ワールドカップ」で統一する方針により、現在の大会名に改められています。