サッカーの無回転シュート
ボールが回転しないと、ボールの上下の空気抵抗の差が小さくなり、代わりに気流の影響を受けやすくなります。
みなさんは無回転シュートを聞いた事ありますか。サッカーでは良く聞くシュートですね。
昔はそんな無回転シュートなんてありませんでしたね。
今回は無回転シュートについて少しですが紹介したいと思います。
無回転シュート
サッカーボールの蹴り方には、インステップキックやインサイドキック、インフロントキックなどさまざまな種類がありますが、どの蹴り方にしてもボールには縦や横方向への回転がかかります。この回転によりボールの上下で空気抵抗に差が生まれることで、ボールがカーブしたり落ちたりします。
一方で無回転シュートは、その名の通りボールに回転をかけないように蹴り出すシュートです。ボールが回転しないと、ボールの上下の空気抵抗の差が小さくなり、代わりに気流の影響を受けやすくなります。
気流の流れは一定ではないため、その影響を受けた無回転のボールは、右や左に不規則な軌道で変化するようになるのです。
メリット
無回転シュートはボールが気流の影響によって不規則にブレるため、どんな軌道でどれくらい変化するかは、ボールを蹴った本人ですらわかりません。上手なゴールキーパーほどシュート時の体勢やボールの回転、動きなどから変化を予測しセービングを試みますが、無回転シュートは予測が不可能です。
キーパーの真正面にボールが飛んでしまったとしても、軌道が予測できない無回転シュートをキャッチングで止めるのは困難です。キーパーがパンチングでシュートをはじいたとしても、他の選手が詰めていればゴールに押し込める可能性があるため、高い得点確率を期待できます。
出典:YouTube
デメリット
無回転シュートは、ボールを蹴った本人ですら、どのように変化するかを予測できません。軌道を予測できないのは無回転シュートの持つ強みではありますが、狙った所に正確に蹴るのが難しいので、ゴールの四隅を狙うといったコントロール性の高いシュートを打つのは困難です。
また、インパクトが難しく、選手が密集している場所やドリブル中は使えないのも、無回転シュートのデメリットです。短い距離では気流の影響が少なく効果的な変化が起こらないので、使用できる場所は長距離のフリーキックや、スペースが広く空いている時のミドルシュート、ロングシュートなどに限られてしまいます。
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