はじめに

みなさんは陸上競技を見て疑問に思うことはないでしょうか?
スタートでは、位置についてよーいドンが英語では何と言われてるのでしょう。
また、走るレーンの決め方はどうなっているのでしょうか。
今回はそんな陸上競技について紹介したいと思います。

スタート

『位置について』の合図で片方の膝をついてスタート姿勢を取り、『用意』の合図でついていた片膝を浮かし、腰を上げて構えます。その後の号砲(ピストル)でスタートします。
これらの合図が出された後は声を出したり動いたりするような行為(ピクッと反応してしまうことでさえNG)は禁止されており、もしそのような行為があればスターターはスタートを中止し、違反行為をした競技者に警告・もしくは口頭での注意がなされます。
警告は同じ競技会で2回累積させてしまうと失格となり、その後の競技種目への出場資格がはく奪されます。(リレーなどが控えていても出場出来なくなります)
この日本語での指示は実際は学校の体育レベルでしかなく、競技会などであれば英語で指示されます。『位置について』は『On your marks(オン・ユア・マークス)』、『用意』は『Set(セット)』となります。

レーンの決め方

決勝であればその前の準決勝、準決勝であればその前の準々決勝、というように、そのレースの一つ前のレースでの選手ランキング※をもとに走るレーンを抽選で決めます。
8人でレースを行う場合ですと、ランキング1~4位の4人が真ん中の3~6のレーンに入り、その中で抽選。ランキング5~6位の2名が外側7~8レーンに入って抽選、ランキング7~8位の2名は内側1~2レーンで抽選、となります。

フィニッシュ

フィニッシュ(一般的にはゴールとも言われる)とは、『選手の胴体がフィニッシュラインの垂直線上に達した時点』とされています。
胴体とは頭・首・手足を除いた部分を指し、一般的には胸部が最初に到達します。また、フィニッシュラインは最も手前(スタートした方に近い)側の端に達せばOKです。
大きな大会では、スリットカメラと呼ばれるカメラ(フィニッシュラインを通過する瞬間だけを写し取る特殊なもの)を使った写真判定システムが採用されています。

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