普通のアイスコーヒーとコールドブリューコーヒーの違いをご存じですか?
自宅でもつくることのできるコールドブリューコーヒーとは、普通のコーヒーと何が違うのでしょうか。
コールドブリューとは?
コーヒーの抽出方法のひとつです。「COLD(コールド)=低温」、「BREW(ブリュー)=抽出」という名前のとおり、お湯ではなく水で抽出する方法のことをいいます。
コールドブリューの特徴として、抽出器具によって異なりますが、約8~12時間かけてじっくりコーヒーのエキスを抽出します。そのため、苦みが少なく、まろやかでクリアな味わいになることから、コーヒーが苦手な方にも人気となっています。
アイスコーヒー・コールドブリュー・ダッチコーヒー何が違うの?
コールドブリューの説明をしていると、混同しやすいのがアイスコーヒーとダッチコーヒーです。
まず、アイスコーヒーですが、コールドブリューコーヒーと並べてしまえば同じように見えます。しかし根本的な作り方が異なります。アイスコーヒーは、ホットブリューで淹れたコーヒーを氷で冷やしたものです。ホットブリューで淹れたコーヒーは苦みや酸味が強くなるとされているので、コールドブリューコーヒーよりアイスコーヒーのほうが苦みや酸味を感じやすいとされています。
そして、ダッチコーヒーはコールドブリュー同様、「水だしコーヒー」と呼ばれていますが、水出しの方法が異なります。コールドブリューコーヒーは、水にコーヒー豆を直接浸して、エキスを抽出します。水出し麦茶のボトルをイメージするとわかりやすいかもしれません。一方、ダッチコーヒーは専用器具を使って点滴のように1滴ずつ抽出します。
自宅でつくるコールドブリューコーヒー
最近では、いろいろなメーカーからコールドブリュー用のパックが販売されています。お茶パックのようなものにコーヒーの粉が入っており、ポットに入れて分量通りの浄水を注ぎ、指定の時間寝かせて完成となります。
自分で一から作りたい場合は、中挽きのコーヒー粉と浄水、ポットを用意してください。まずは、お茶やだしを入れるパックを使って、コーヒー粉のパックを作ります。コーヒー豆と水の割合が1:10~1:14の間で、お好みに合わせて調整し、冷蔵庫で8~12時間寝かせて完成です。
自分で作るときは、好きなコーヒー豆を使うことができるのが最大のメリットです。ぜひ、いろいろなコーヒー豆を使って、お好きな1杯を見つけてみてくださいね。
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