9月1日 ヒゲダイ

■魚言葉
巡り巡る

■ヒゲダイとは
ヒゲダイはヒゲソリダイやシマセトダイと同じイサキ科ヒゲダイ属の一種で、和名の由来は下アゴにヒゲが密生している事に因んでおり、これが大きな特徴となっている。

■生態
ヒゲダイは沿岸域の水深25~50mにある岩礁域や砂底に生息し、エビやカニなどの甲殻類の他、ゴカイなどの多毛類や小魚などを捕食します。

■選ぶ際のポイント
1.体表全体に艶がありぬめりに透明感があるもので、が新鮮。

2.眼が澄んで綺麗なものが新鮮。乾いて窪んでいるものや白濁しているものは鮮度が落ち始めている。

3.エラが鮮やかな赤い色をしているものが新鮮。



9月2日 ノコギリザメ

■魚言葉
おおらか

■ノコギリザメとは
平らな体の前端に長く突出した吻をもち、その両側にノコギリのような多数の鋭い歯がある。吻の中央部に左右1対のヒゲがあります。ヒゲは泥の中のエサを探す役目をはたす。この特徴的な吻の長さは、体長全体の30%弱を占めているそうです。このノコギリ状の吻を使って、海底を掘り起こしたり、魚群に突入して頭を左右に振って魚、甲殻類、軟体類などを殺して食べます。

■捕食時
ノコギリザメは食事の前に獲物の群れを見つけると、長く伸びたノコギリをぶんぶんと振り回して捕食します。美味しい食事となる小魚の群れの中でノコギリをぶつけたり、切り裂くことでダメージを与えてからお食事をするそうです。

9月3日 テングダイ

■魚言葉
暖かい

■特徴
テングダイはスズキ目カワビシャ科テングダイ属に属する海水魚です。
カワビシャ科はインド洋と西部太平洋及び大西洋南西部に分布する仲間で、頭部の骨が露出するという特徴があります。
体型は強く側扁していて左右に平べったく、体高がとても高いのが特徴。
背鰭が大きく発達する上、吻が突き出していて口が小さく、その様がまるで天狗のようであることから、テングダイの和名の由来となっているそうです。

■生態
国内では相模湾から九州にかけての沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島で見られるそうです。
テングダイは水深40~250mのやや深い岩礁に生息しており、単独で泳ぐか、小さな群れを作ります。
テングダイは肉食性で、ウミシダの仲間やクモヒトデの仲間といった棘皮動物を好んで捕食します。

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