ダイエット中でも、コンビニやスーパーでお酒コーナーを通り過ぎると、ついつい飲みたくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
また、コロナで外食にいけない分、週末のご褒美としてご自宅でお酒を飲む方も多いと思います。
今回は、ノンアルコールビールのメリットとダイエット中の活用方法をご紹介します。

ノンアルコール飲料とは?

ノンアルコール飲料は、含有アルコール量が1%未満のもので、通常は外観、味、香りなどが酒類に似ているものを指します。
ノンアルコールビールは、「ビールテイスト飲料」「ノンアルコール・ビールテイスト飲料」「ビールテイスト清涼飲料」などと表示されることが多いようです。
ノンアルコール飲料には微量のアルコールが含まれていることもあるため、最近では「アルコール0.00%と表示されたものもあります。

ノンアルコールビールのメリット

カロリーを抑えられる

日本食品標準成分表では「ビール風味炭酸飲料」とされていますが、100gあたりのカロリーは5kcal、炭水化物は1.2gです。
350ml缶を飲んだとすると、18kcal、炭水化物4.2gとなり、普通のビールに比べるとカロリーは約8分の1、炭水化物は半分以下に抑えることができます。
「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」のものは、100gあたりのカロリーが5%未満なので、ノンアルコールビールの中でも、よりさらに抑えることができます。
普通のビールは、お酒の中でも炭水化物が多いものなので、糖質やカロリーを抑えたいけど、ビールをのみたい!という方にはおすすめです。

アルコール代謝時に起こるデメリットの回避

アルコールが代謝されると「アセトアルデヒド」というものが産生されます。これは、顔が赤くなったり、吐き気や眠気、二日酔いの原因物質となるものです。
また、1日の平均飲酒量が多くなればなるほど、高血圧などの生活習慣病のリスクが高くなることも分かっています。他にも、肝臓病や消化管への影響もあるとされています。
ノンアルコールビールであれば、これらのデメリットを避けることができます。

ダイエット中に取り入れるには?

上に書いたように、ノンアルコールビールは、通常のビールに比べると、カロリーや糖質を抑えることができますが、その分、高カロリーなおつまみを食べてしまっては意味がありません。
コロナ禍でリモート飲みなど、ご自宅でお酒を飲む機会が増えているかと思いますが、野菜スティックやお刺身などシンプルな料理を選ぶことでカロリーを抑えることができますので、意識的にそういったものをおつまみで選ぶことも重要です。
また、最近では機能性表示食品として「糖の吸収を穏やかにする」「脂肪の吸収を抑える」などといったノンアルコールビールも販売されていますので、少しカロリーの高いおつまみの時には、こういったものを選んでみるのもおすすめです。
ノンアルコールビールのメリットを生かして、自分に合ったものをぜひさがしてみてください。

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