睡眠時間より睡眠の質を高めよう
十分に睡眠をとっているはずなのに眠たい、寝た気がしない、昼間に眠気がする
などのような感覚をもったことがある人は多いのではないでしょうか?
十分に睡眠をとっているはずなのに眠たい、寝た気がしない、昼間に眠気がする
などのような感覚をもったことがある人は多いのではないでしょうか?
それは睡眠時間が足りてないのではなく、睡眠の質が悪い可能性もあります。
睡眠の質の重要性
そもそも、睡眠を充実させるために重要なものは時間ではなく、質です。
実際、睡眠時間は人によって異なります。重要なのは、日中に眠気がしたり、休日に普段の日よりも数時間多く寝てしまうといったことがなければ、睡眠不足ではありません。
8時間以上眠らないと支障をきたす人もいれば、3〜4時間眠れば全然平気な人もいます。
また、睡眠時間は年齢によっても違いますね。
生まれてから、10歳くらいまでは10時間以上眠りますが、その後はだんだんと時間が短くなっていき、10代前半から50代までは7時間くらいになり、それ以上になると、6時間ほどになります。
では、睡眠の質に何が影響を及ぼしているのでしょうか?
睡眠の質を下げてしまうもの
睡眠を妨げているのものは何かを考える前に、睡眠がどのようにして起こるのかについて書いていきます。
メラトニンが体内で分泌されると、眠気を感じるようになります。
また、浴びる光によって、メラトニンが分泌される否かが決まっています。人の体の中には人が眠ったり、起きたりするのをコントロールしている睡眠ホルモンがあります。それがメラトニンです。
例えば、朝に光を浴びると、分泌が止まり、覚醒します。その後、十数時間経つと、体温や血圧を低下させることで分泌が行われ、眠たくなっていきます。
そのため、睡眠が妨げられる原因として考えられるのは、メラトニンの分泌を妨害する行為です。
・夜食を食べる
就寝前に食事をすると、体が胃の消化活動に集中し始めます。
そうなると、寝ていても体は睡眠モードではないため、結果的に寝つきが悪くなってしまいます。
そうならないためには、できれば就寝の3時間前までには食事を終えることが理想的。
胃の消化が終えた後であれば、体は睡眠に集中できるため、より深く眠りに入ることができます。
・運動をする
睡眠時の体は、体温が低くなります。
しかし、就寝前に運動をすると体温がなかなか下がらないため、睡眠ホルモンの「メラトニン」が分泌がされず、寝つきが悪くなってしまいます。
ウォーキングなどの有酸素運動は寝る2時間前に、筋トレのような無酸素運動は3時間以上前に済ませておくのがポイントです。ただし、凝りを取る程度の適度なストレッチは体をリラックスさせるため就寝前でも効果的。
息が上がらない程度に行なえば問題なし。
・加齢によるもの
加齢により、体内の様々な機能が衰えてきます。
睡眠機能もそのひとつで、入眠時間が遅くなり、眠りが浅くなり、昼夜のメリハリがつきにくくなります。
また、体内時計が前進して早寝早起きになる傾向があります。
・薬理学的なもの
服用している薬や、アルコール、カフェイン、ニコチンなどが原因で起こるものです。
カフェインやニコチンには覚醒作用があるため、寝る前に取ると眠れなくなることがあります。
また、アルコールを寝る前に飲むと、夜中に目覚めやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
睡眠は人間の体には必要不可欠な大切なものです。睡眠不足から起こる不調は多岐に亘り、「どんな病気にしても最初の症状は不眠から!」とも言われるほどです。
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スポーツ全般大好きです。
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