「オートミール」とは

「オートミール」は、燕麦(えんばく)を脱穀して食べやすく加工したもののことです。燕麦は麦の一種で、オート麦やオーツ麦とも呼ばれています。

小麦と違う点は、精白していないことです。精白する時に出る、糠(ぬか)となる果皮・種皮・胚・胚乳といった部分が残っているため、燕麦は全粒穀物の部類に入ります。玄米や発芽玄米、全粒粉なども同じ全粒穀物です。

燕麦はそのまま食べられないため、皮を剥くなどして食べやすくしたものがオートミールになります。皮を剥いた後は、押し麦のように潰したものから、粉状に砕いたものまでさまざまな形態のものが発売されており、これらは全て「オートミール」と呼ばれています。

日本ではあまり馴染みがなく、中には、おいしくいないイメージを持っているかたも多いと思いますが、食物繊維をはじめとした栄養が豊富に含まれていることから、近年、日本でもダイエットの他に健康食品としても注目されています。

お米の代わりにもなる?

オートミールにはいくつか種類があり、シリアルのように牛乳をかけて生で食べられるものや、加熱した方がおいしいタイプなどがあります。

オートミールは調理法によっては、ごはんやお粥のような食感を楽しむこともでき、お米の代わりとして食べる場合におすすめなのが、「ロールドオーツ」という種類です。脱穀した麦を蒸して、ローラーで伸ばし乾燥させたものになります。

オートミールの原材料名には「オーツ麦」としか書かれていないことが多いため、ロールドオーツを見分けるにはコツがあります。見分けるコツは、押しつぶされた雑穀そのままの姿をしたものを選ぶことです。
ちなみに、ロールドオーツを生で食べるのは、固くておすすめできません。シリアルのようにして食べたい場合には、ロールドオーツを細かく砕いた「クイックオーツ」が食べやすくておすすめです。

オートミールの栄養成分

たんぱく質

オートミール100gあたりのたんぱく質の量は、栄養価が高いことで知られる玄米の約2倍!しかも植物性のたんぱく質なので、低脂質ということもあり、最近では粉末状のオートミールをプロテインと混ぜて食べる方もいます。 筋肉をつけたい方やアスリートの貴重なエネルギー源としても注目を集めています。

食物繊維

オートミールには、玄米に比べて約3倍の食物繊維が含まれています。しかも、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が1:2という、健康にとっても最適なバランスで含まれているため、腸内環境を整えてくれる効果が期待できるのです。
水溶性食物繊維は水に溶けるため、腸内の善玉菌を増やし、血液中のコレステロールを下げてくれます。一方、不溶性食物繊維は水に溶けないタイプの食物繊維です。 腸内で水分を吸収してふくらむため、腸のぜん動運動を活発化し、便通を促進させる働きがあります。そのため、便秘にお悩みの方は積極的にオートミールを食べることで、改善につながっていくことでしょう。

カルシウムや鉄分などのミネラル

オートミールには、日本人に不足しがちなミネラルがバランスよく含まれています。例えば、骨を形成するのに必要なカルシウムは玄米の約5倍、白米と比較すると約9倍の量になります!
また、鉄分も玄米より多く、約2倍含まれています。ミネラルは体内で合成できない栄養素のため、食品から摂取する必要があります。したがって、オートミールを積極的に食べることで、ミネラルをバランスよく摂取することができるのです。

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フットサルをこよなく愛するアラフォー男子です。