はじめに

みなさんはBMXはご存知でしょうか?
小回りのきく自転車でいろんな技を繰り出せるイメージですよね。
今回はそんなBMXのレースバージョンです。
オリンピックの競技にもなっていて見どころも多いです。

BMXレーシング

BMXとはバイシクル・モトクロスのことで、オートバイのモトクロスの影響を受けて1960年後半から誕生。世界的に知られるようになったのは1982年の映画「E.T.」の有名なチェイスシーンで、主人公の少年たちがBMXに乗っていたことがきっかけでした。その後は世界選手権が開催されるにつれて拡大および発展を続け、1990年代初頭に国際自転車連合(UCI)に統合されました。オリンピックの正式種目になったのは、北京2008大会から。車輪は20インチと規定されていてオリンピック種目になってからはフレームがカーボン製になるなど、軽量化が一気に進みました。

見どころ

BMXレーシングは8mの高さにある「スタートヒル」と呼ばれるゲートから、最大8人が斜度約35度の坂を一斉に駆け下りるスリリングな競技です。最高時速約60kmに達した後、大きく起伏のあるコースで、高々とジャンプを繰り返し、いくつかの傾斜のついたコーナー(バーム)を抜けてフィニッシュを目指します。コースの距離は約400m。高いジャンプからの落下や接触、転倒などの危険がつきまとうため、フルフェイスヘルメットやゴーグル、手袋、長袖のスーツ、破れにくいパンツなど自転車競技の5種目の中で最も多くの装備が必要だが、それだけにレースは迫力満点です。
特徴は対戦相手の体に接触するコンタクトスポーツであること。その競技特性から、レース中にはライダー同士によるプッシュや突き出しが見られるが、意図的ではありません。
試合はヒートごとに最大8人のライダーが競い、順位はタイムとポイントの両方で決まる。東京2020大会では、リオデジャネイロ2016大会で行われた個別のタイムトライアルなくなり、男女各24選手が準々決勝からスタートします。1ヒート6人のライダーが4ヒート、3ラウンド行って順位を決め、上位16人のライダーが準決勝に進む。決勝は8人で行われます。
見どころはターン。スピードをキープしながらポジションを取ろうとするので、接触や転倒もあります。途中でクラッシュした場合でも、フィニッシュラインを超えれば、ポイントを獲得することができます。また、ジャンプは高さではなく、どれだけ早くこなせるかが重要になり最適なタイミングでジャンプをするテクニックを持つのは誰か。最後に誰が勝つのか。エキサイティングなフィニッシュの瞬間を楽しみたいですね。

オリンピック会場

有明アーバンスポーツパーク

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